2020年2月17日月曜日

Michele Mangani

皆さんは、ミケーレ・マンガー二さんっていう
作曲家をご存知ですか?素敵な曲をたくさん
描かれてるので、興味を持ってネットで調べて
みたんですが情報が少なく、イタリア人で私よ
り10歳年下。作曲家で、指揮者で、クラ奏者
だってことぐらいしか解りませんでした。

私、叙情的な美しいメロディーが大好きでね。
YouTubeでクラの演奏を聴くと、早い音符を
軽々吹いて技術をアピールするのが多いけど、
じゃあそれが心に響くかって言うと必ずしも
そうじゃない。心に響く曲ってのは、古今東西
ゆったりとした曲ですよ。日本なら“赤とんぼ”
“ふるさと”アメリカなら“ダニーボーイ”
ショパン様だって名曲いっぱい描いてるけど、
やっぱノクターンは心に響く名曲揃いですも
んね。フィンランディアとか、組曲惑星の木星
とか、ツィゴイネルワイゼンとか、多くの楽曲
の中間部に、心に響くゆったりとした旋律が
出て来ますしね。

今回は、マンガー二さんの楽曲の中から、
皆さんにご紹介したいなって思った曲を4曲
選んでみました。でも、多くの方々が演奏され
てるので、動画のチョイスに困りましたよ。
技術、音色、お使いの楽器、録音状態、オケ伴
かピアノ伴か等々、色々考えちゃうと選べなく
なっちゃうんで、結局、自分の心に響いた演奏
を選ぶことにしました。ですから、必ずしも
私好みの音色や演奏スタイルとは限りません。

“ロマンツァ”
https://www.youtube.com/watch?v=afpAB8JnOFI
やたら動き回るのは笑っちゃうと言うか、好き
じゃないし、もう少し抑制をきかせてバリバリ
鳴らさないでほしいんですけど、、この方の歌心
は断突。誰にも吹ける曲を、誰にも吹けないく
らい感動的に吹くって感じがして、素敵です。

“ダンシング・ドール”
https://www.youtube.com/watch?v=hoZ5YCao4KA
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」
に登場する、しがない仕立て屋みたいな風貌
だけど、Crampon TOSCAにBackun MoBa Barrel
を付ける勇気を買ってのチョイス。私の先を行って
下さり、大いに意を強くしましたよ。バレルのせい
かどうか解りませんが、高音域も窮屈にならずに
まろやかな音で吹いていらっしゃいますね。大い
に見習いたいです。

 “エグゼクティヴ”
https://www.youtube.com/watch?v=S6liExRtLAU
イタリアの作曲家の曲なので、PATRICOLAを
お使いの方が動画を多くアップされてますね。
普段着で髪ボサボサで、どこのオッサン?って
思っちゃうけど、プロのクラ奏者です。

“アルバムの綴”
https://www.youtube.com/watch?v=LgaGDPa73nA
この曲は素敵な演奏が多くて、一番チョイスに
困りました。この方に決めたのは、やはり一番
心に響いたからです。高音域の音がやや窮屈
なのが、逆に健気に頑張ってる感が伝わって
来て、胸がキュンとしちゃいました。因みに、
お使いの楽器はCrampon TOSCAですが、バレル
は別のを付けてるのかも知れません。私はこの
「アルバムの綴」好きです。アルバム見て昔を
懐かしんでる感じなんでしょうか。私は夜明け
と夕暮れを同時に連想します。「人生色々ある
けどさ、一晩過ぎればまた朝が来るよ。」って、
「生きてるからだよ。」って、「だから命ある
限り前向きに生きようね。」って、励まされて
るような気持ちになります。

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