2019年9月29日日曜日

百聞は一見にしかず

今日、午前中にバンドの練習を終え、帰りに
楽器屋に寄って来ましたよ。どうせ買わない
なら、行ってもしょうがないとも思ったけど、
どんなものなのか、確認しておかなきゃ、
これからの気持ちの持ちようが違うと思った
んでね。なんせ吹いたことないんですから。

TOSCA・GL、吹かせてもらいました!お店の
方が気を利かせて、GL(グリーンライン素材)
じゃない普通の木製のTOSCAも出して、
吹き比べてみて下さいと言ってくれました!

さすがに、どちらも良く鳴ります。

ネットで吹いた人の評判を読むと「GLは一段と
音量がある。」って書いてあったんですけど、
私には感じられませんでしたよ。「滑らかで
透明感がある。」って感じました。次にGLじゃ
ないのを吹いたら、そっちの方が吹きごたえが
ありました。GLの方が、音が軽い感じがしたん
ですよね。

…と、ここまでなら「やっぱ欲しいよ!」
ってなったのかも知れません。でも、念の為に
自分のRCも吹いてみたんですよ。そしたら
何と何と、大して変わらない!っつうか、自分
の楽器の方が、まろやかでいい音!滑らかさ
や透明感では多少劣っても音質はいいです!
プロの方が吹き比べれば、きっと色んなことに
気づくんでしょうが、私には細かいことは解り
ません。「芸能人格付けチェック」って番組
みたいに目隠しして吹いたら、RCをTOSCA
って言ったかも知れませんよ。

百聞は一見にしかず、ですね~
昔の人はいいこと言いますよ。

これで、雑念は消えました。59万使うこと考え
れば、マウスピースとか、リガチャーとか、
リードとか、色々試すことが出来ますもんね。
その方が、色んな音色、吹き心地を試せるかも
知れません。そして何より、練習、練習!
腕を磨くことです。

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TOSCA

先輩がジェフリーの楽器を譲ってくれたお陰
で、私は44年ぶりにクラを始めることができ、
バンドの仲間がクランポンの楽器を貸してく
れたお陰で、より一層演奏を楽しむことができ
るようになりました。本当に毎日が幸せです。
皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

クランポンのB♭クラは価格が10~130万位の
範囲で色んなモデルがあります。私が借りてる
のはRCという50万ほどするモデルだそうで、
素人の私が使うにはもったいない楽器です。
クランポンの中でも、ひときわ輝きを放つのが
TOSCAというモデルで110万ほどします。音質
もデザインも素晴らしく憧れのモデルです。
特にTOSCA・GLというモデルは木製ではなく、
木の粉末とカーボンで作ったグリーンライン
素材で出来ていて、音が抜群なんだそうです。

吹いてみたい…

私がそれを吹くってことは、回転寿司がお似合
いの私が銀座の寿司屋に入っちゃうみたいな、
大衆車がお似合いの私がベンツに乗っちゃう
みたいな、不釣り合いなことですよね。しかも
演奏が上手けりゃいいけど「え?その程度の
腕で、その楽器?」みたいになっちゃったら、
顔から火吹いちゃいますよね。

でも、何と思われようと、
吹いてみたい…

日頃ケアマネとして高齢者の方々に「欲を持つ
ことが大事。」なんて言ってるくせに、こんな
ことも決められずにウジウジ考えてる自分は、
欲も興味も減退して、ちっとも活き活きと生き
てないじゃないか!って思っちゃいましたよ。
でもね、目標の82歳まで吹けたとしても、
あと19年。なのに、そんな贅沢するのか?
だったら老後の蓄えでもしたらどうなんだ?
って、もう1人の私が呟くんですよ。110万も
の大金、カミさんに相談なくパッと使っちゃう
訳にも行かないしね。

そんな気持ちを或る方に打ち明けたら「中古
を探してみたら?」って教えてくれましたよ。
ですよね~。頭固いから、新品買うことしか
考えてないんですよ!スマホで検索したら、
あった!2005年製のTOSCA・GL、定価
¥1,188,000の楽器が、3年間使用の中古で
税込み¥594,000だって!早速、電話で問い
合わせ。「お店で吹いて決めてもいいです
か?」「もちろんです。」

ということで、カミさんに相談してみました。
「貯金から59万貸してほしい。毎月小遣いか
ら4100円ずつ12年かけて(75歳までに)返す
から。」ってお願いしたら、即、却下!

…夢から覚めました。

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2019年9月28日土曜日

ちょこちょこ買い

ひょっとしたら明晩、サプライズ投稿するかも
って勝手な思い込みがあって、前倒しで投稿
しとくことにしましたよ。

クラの有名ブランドはクランポンですが、もう
一つ、セルマーってのもあります。先輩から
譲って頂いたクラはジェフリーだけど、マウス
ピースがセルマーのHS★★ってモデルだった
んですよね。ビンテージ物の古い型なので今は
売ってないけど、私が使ってるクランポンや
バンドレンのと似たタイプみたいですよ。クラ
をオーバーホールした時に、修理屋さんが
「セルマーのHSだから良く鳴りますよ。」
って言ってくれたし、実際吹いてみると、明る
く広がりのある音が出ます。しばらく使わずに
いたんだけど、クランポンは硬めのリードと
相性が良く、バンドレンは柔らかめのリードと
相性がいいので、セルマーはどうだろうかと
思って試してみたら、更に柔らかめのリードと
相性がいいってことが解ったんですよ!これ
は大発見!ますますリードの無駄がなくなり
ます!楽器を持つ角度も、バンドレンより更に
身体から離す感じで吹くのがいいです。

でも、そのマウスピースに付いてたリガチャー
が良くないんです。どのマウスピースで試して
もいい音が出ません。なので、新しいの買いま
した。ネットで調べると、色んなのがあって
選ぶのが楽しくて、コレクターになっちゃい
そうなんですよね。シルバーはクリアな音色、
ゴールドは明るい音色、ピンクゴールドは柔ら
かい音色、革製はまろやかな音色、木製のが
あったりもします。オシャレ感覚で選びたい
気もするけど、やっぱ音質が大事ですよね。

私はクリアで力強い音より
まろやかな音が好きなので、
ロヴナーって会社の革製の
ヴァン・ゴッホっていうのと、
ボナードって会社の
ピンクゴールドを
買ってみました。








リコって会社のレゼルヴX-25E
っていうマウスピースが以前から
ず~っと気になってたので、
この際おもいきって、それも
買っちゃうことにしましたよ!
これで4つのマウスピースと
4つのリガチャーを使いこなす
ことになりました。

どんな組み合わせで使うのがいいか、
試行錯誤するのも楽しみです。

ところで、コツコツとやってたクラリネット
協奏曲の完コピ、第3楽章が完成しましたよ。
こういう曲は、わりとソフトシンセで再現しや
すいんですよね。


ぼちぼち秋風も吹いて来そうなので
「紅(くれない)」の作曲に
取り掛かりますかね。

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2019年9月22日日曜日

中学生

昨日、杉並区の中学校のお祭りに参加して
来ましたよ。中学のブラバン部員だけで1曲、
我々だけで「スーパーマリオブラザーズ」と
「トムとジェリー」、中学生と我々との合同で
「アフリカン・シンフォニー」「銀河鉄道999」
「アニメ・メドレー(久石譲作品集)」を演奏
しました。何でも、毎年参加してコラボしてる
んだそうですよ。中学生のブラバンは20名
足らずの小編成だったけど、まとまりのある
いい演奏してましたよ。48~50歳も私より
若い人達との出会い。何とも言いようがありま
せんね。自分の子や孫とでさえ、こんな体験は
出来ませんから。


前にもお話しましたが、私が小学校から中学に
上る前の春休みに、親父が「中学に行ったら
何部に入るんだ?」って聞くので「ブラバン」
って答えたら、その夜、親父がオケのメンバー
から舶来の中古品を買って来て私の目の前に
ポンと置いた、それが私とクラとの出会いで
あり、運命でした。私が入った中学は吹奏楽の
名門って言われてるらしいけど、当時はまだ
コンクールにも出たことがありませんでした。
私が2年生の時にコンクール初出場し「南極点
への序曲」を演奏して奨励賞を頂きました。
その時、私はティンパニーを叩きました。行進
曲ばっかやってたバンドなので、ティンパニー
奏者がいなかったんです。親父がドラマーで、
私も小学校でスネア叩いてたんで、お前なら
出来るってことになっちゃったんですね。3年
生の時にモーツァルトの序曲「魔笛」を演奏し
て3位になりました。審査員の講評で「吹奏楽
でモーツァルトは珍しい。楽しく聴くことが
出来た。」って言って頂けたことが嬉しかった
です。これは選曲した顧問の先生に感謝です。
でもその時は、B♭クラとバスクラを同じ曲の

で持ち替えるってことをやらされましたよ。
翌年、私が卒業したら、後輩達がヘンデルの
「水上の音楽」を演奏して1位になりました。
その後、私はコンクールに価値観見出だせ
なくなり、高校のブラバンでは創作ミュージ
カルに熱中するようになりました。

私が中学生の頃に、ご年配の方々とのコラボ
企画なんてあったら、どうだったんでしょう。
どんな刺激を受けたでしょうね? そんな体験
が出来たら良かったのになって思います。


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2019年9月15日日曜日

ブログ5周年

5年前の9月14日に、
このブログの第1号が投稿されました。

5年か…
短いような、長いような、複雑な気持ちです。
歳取ると月日の経つのが早く感じられるから
「アッと言う間」って感じもするけど、第2の
人生を歩み出して新たな経験を積み重ねて
来た5年間だったので、その時々の色んな
自分、色んな思い出があって、長かった感じも
しますよ。非常勤から常勤のヘルパーになり、
サービス提供責任者になり、ケアマネになり、
今の会社に移籍し…。激動の日々でした。
その前の10年間、自分が原作・作詞作曲・
プロデュースを手掛けたミュージカルを全国
で上演してた頃、楽しくもあり苦しくもあった
けど、あの頃の方がアッという間だったかな?

このブログを立ち上げる前は、会社のブログに
毎日投稿してたんです。所長さんが新入りの
私に広報担当の役目を下さり、どんどんブログ
投稿してアピールしなさいと言って下さった
んですね。初めは不慣れで堅苦しい文章だった
けど、利用者さんや、ご家族が読んで下さって
ることを知り手応えを感じ始めてからは、水を
得た魚のように書けるようになったんですね。
でも半年後には、調子に乗って会社の業務と
かけ離れた個人的な内容になって来ちゃって
たので、個人のブログを立ち上げた訳です。
当時は月・水・金の夜に更新して、日曜には、
Sunday K-POPとかSunday Favoriteとかで、
好きな音楽や芸能をご紹介してました。

私はアナログ人間ですから、自力でブログを
立ち上げるなんてことは出来っこないんです
けど、それを可能にしてくれたのは当時私が
ヘルパーとして支援していた若い利用者さん
だったんですね。彼はPCで作曲もするので、
意気投合して、一緒にMV創ってYouTubeに
アップできるようにしてくれたんです。当時の
会社の方とはお付き合いがなくなっちゃった
けど、彼とは未だにいい友達でいてもらって
ます。たまに会って話したり、PCが調子悪い
と遠隔操作で直してもらったりね。

5年前の初ブログです。ブログのタイトル
“ That’s Life ”の由来もご紹介してます。
https://tts-thats-life.blogspot.com/2014/09/meet-joe-black-thats-life-bill-its-hard_14.html

皆さんは、去り難くなるような素敵な人生を
送っていらっしゃいますか?

Because, that’s your life !

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2019年9月1日日曜日

紅(くれない)

「紅(くれない)」って曲、描こうと思います。
X-JAPANにも、同名の曲があるらしいけど、
だからって、曲名変えるつもりはありません。
別に売り出す訳じゃなし、私は私の曲を、
勝手に創ります。

ぼちぼち子育てを終えた50歳の頃「人生を
四季に例えたら夏は終わりだな。そろそろ秋に
入ってくな。」って思って、命尽きる前のひと
輝きと言いますか、夕焼けから日没までの
グラデーショや、燃えるような紅葉の美しさに
心惹かれるようになったんですね。「よ~し、
俺も真っ赤に燃えるぞ!」って思った訳です。

その頃はまだ演劇で日本中を飛び回ってて、
出張先で週末に泊まるホテルは、ランドリー
や大風呂があって、楽しくウォーキングできる
環境で、リーズナブルなことを条件に探して
リフレッシュしてたんですね。一度旅に出たら
1~2ヵ月は帰りませんし、1人旅ですから、
週末のリフレッシュは大切だったんです。長年
の経験で、その条件に合う数少ないホテルが
絞り込まれ、西日本であれば愛知県安城市、
広島県福山市、佐賀県佐賀市、宮崎県都城市に
定宿があって、ちょうど週末にそこに辿り着く
ように出張の日程を組み立ててたんですね。
で、夕焼け時にウォーキングを始めて1時間程
歩き、陽が沈む頃ホテルに戻るってことやって
たんです。

紅葉のシーズンは毎年どこかしらに旅行に
行ってます。演劇で全国飛び回ってた頃は
どこへでも行けたんですが、ここ数年は箱根
だの鬼怒川だの、近場でお茶を濁してます。
でも、何と言っても京都の紅葉は格別なので、
死ぬまでにもう一度くらいは行きたいなって
思いますよ。

人生の秋に入って6年後に演劇から介護へ
転職し、それから更に7年が経ちました。
まごまごしてると冬になっちゃうって焦りも
出て来てるので、今のうちに、真っ赤に燃え
上がるオヤジの情熱を五線にぶち込んでおこ
うと思います。ってか、情熱を喚起するために
やるってのが正直なとこです。最終的には人生
の春夏秋冬を組曲にしたいと思ってるので、
ひょっとしたら春から順に創って行くことに
なるかも知れません。同じモチーフがどの曲に
も見え隠れするってな感じになるかも知れな
いのでね。いずれにしても今はまだお神輿が
上がらないので、秋風が吹き始めたら、ぼち
ぼち始めようかなって思ってます。

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