2024年5月15日水曜日

依頼殺到!

4月の制度改正によって、ケアマネが担当で

きる利用者さんの人数が5~7名程度増えた

こともあり、かつてない程のハイペースで

新規の依頼が殺到し、多忙を極めてます。

この2週間は帰宅して音楽する時間を全く

取れませんでした。夜は残業、朝は早出で、

ほとんど家に寝に帰るような生活!


有難いことです。


私が勤めてる事業所は5年前に私が入社した頃

から、管理者がちょっと営業に行くと立て続け

に依頼が来る信頼の厚い事業所でした。それは

言うまでもなく、先輩たちがしっかりと仕事を

して築いて下さった伝統です。その伝統の中で

働かせて頂く私は、仕事があり過ぎて困ること

はあっても、仕事がなくて困ったことが一度も

ありません。


介護の世界に転職する前、演劇プロデューサー

として四半世紀、日本全国を飛び回って、自分

が製作した演劇を売り込んでお金に変えねば

なりませんでした。常に数字が頭を駆け巡り、

半ばノイローゼの状態でした。そしていよいよ

食べられなくなる日は近いと悟った日から、

鬱の一歩手前まで追い込まれました。出張先で

営業の足こそ止めはしなかったけど、ホテルに

戻るとベッドに横になったまま食は進まず、

風呂にも入らず、トイレに行くだけの生活。

 

「死んだら楽になれるかな?」

そんな言葉が頭をよぎりました。


若い頃の芝居仲間でヘルパーをしている友に

窮状を伝えると、「介護の世界は感動するほど

仕事があるよ!」と言われ、出張から帰って

早速ヘルパーの資格を取りました。あの一言

を言ってもらえたからこそ、今私はこうして

働いていられるんです。


事業所には、連日のようにあちこちの事業者

さんが営業に来ます。ヘルパーの事業所、

デイサービス、中でも突出して多いのが看護師

さんです。週に2~3件は来ます。中には訪問

診療の営業まで来ます。営業に明け暮れ半ば

ノイローゼになってた私が、今は営業される

立場です。しかも私の会社は、定年がありま

せん。意欲と能力さえあれば、ずっと働けます。


本当に有難いことです。

介護に恩返ししなくてはいけません。

そして会社にも、恩返ししなくてはいけません。


Because, that’s my  life ! 


名も無き親爺が人生を語る

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武内利之の「ザッツ・ライフ」

2024年5月6日月曜日

経歴は問われない

試験に受かって研修を受ければケアマネの資格

を得ることはできますが、ケアマネとして働く

には、どっかの会社に入らなきゃいけません。

どこの会社でも、入社しようと思えば履歴書を

用意して面接を受けなきゃならないでしょう。

でも、どうなんでしょう?ケアマネの資格を

持ってる人って、前職はヘルパーか、看護師か、

医師か、理学療法士か、だいたいそういう人

でしょ?なので、そのまた前の経歴まで何だ

かだと詮索されるってことは、よほど特殊な

仕事か反社会的な仕事でない限りあまりない

んじゃないでしょうか。私なんか、38年も芝居

やって来て、介護職になってたかだか5年で

ケアマネになっちゃったけど、ちゃんと入社

できましたからね。有難いです。是非とも、

恩返ししなくちゃね。


専門大学を出たり、海外留学したり、コン

クールで受賞したり、熾烈なオーディション

を勝ち抜いたりしなくても、生業にできる

のが介護の素晴らしいとこです。


それに比べて演奏家は大変ですね。演奏だけで

食べて行けるのはオーケストラの団員ぐらい

じゃないですか?演奏家を目指して学んだ経歴

を活かして音楽教師になるとか、レッスン講師

になる人の方が圧倒的に多いでしょうから、

表現者として活動をしていくことの困難さは

アマチュアと大して変わらないのかも知れま

せんね。


お気の毒だけど、

そういう道を選んじゃったんだから

しょうがないですね。

是非とも、表現者であり続けて頂きたいです。


Because, that’s your life ! 


名も無き親爺が人生を語る

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武内利之の「ザッツ・ライフ」

2024年5月2日木曜日

家で介護の話はしない

夫婦ともに介護職なんですが、家で介護の話は

ほとんどしません。ただでさえ仕事のために

膨大な時間を費やしてるんだから、家では

なるべく趣味のために時間を使いたいんです。


コロナ禍以前は情報交換したり、愚痴を言い

合ったりしてましたが、気持ちを切り替えて

趣味に没頭するほうが、よほど健全にストレス

解消できます。


ただし、私にとって介護はプロ。演奏動画は

趣味に過ぎません。仕事は結果が大事、趣味

はプロセスが大事というのが私の持論なので、

仕事に関しては24時間対応できる準備をして

います。仕事用の携帯番号をほとんどの利用者

さん、ご家族、事業者さんに教えてあり、携帯

を枕元に置いて寝てます。


とは言え、私にとって演奏動画は生きる目的、

仕事は生きる手段に過ぎない、それもまた

ゆるぎない事実ではあります。


Because, that’s my life ! 


名も無き親爺が人生を語る

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武内利之の「ザッツ・ライフ」

2024年4月28日日曜日

一番の幸せ

演奏動画は生きる目的

仕事は生きる手段


そんな私は、仕事以外に費やす時間もお金も

全て演奏動画のために使ってます。言い換え

れば、私から演奏動画と仕事を取ったら何も

残らないってことです。


この数年間は次から次へと楽器関連にお金を

つぎ込んで来たけど、最近はあまり買わなく

なりました。もう、欲しい物は買い尽くしま

したよ。去年はクラとサックスのレッスンを

受けたけど、それも途絶えてます。


生活必需品と演奏動画に必要な物以外は何も

買わず、どこへも行かず、休みを取らず、

ひたすら毎日仕事をして、寝る前の2時間に

音楽するという人生を、これからも続けて

行きたいと思います。


それが私にとって

一番の幸せです。


Because, that’s my life ! 


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武内利之の「ザッツ・ライフ」

2024年4月10日水曜日

クラかサックスか

新緑の公園で暖かな日差しって考えると、何か

クラよりアルトサックスのふくよかな音色の方

が合ってそうな気がして、クラで吹こうか、

サックスで吹こうか、実はずっと迷ってて、

未だに決められずにいるんです。


マンガーニ様は作曲家でもあり、クラ奏者でも

あるので、クラ愛が溢れてて、だからこそクラ

の名曲をたくさん描かれてるんですよ。なのに、

私ごとき一介のアマ奏者が勝手にサックスで

吹いたりしたらどうなの?いいの?みたいな

罪悪感もちょこっとあったりして…


第5作 “ Siciliano ” の時は

クラかソプラノサックスかで迷い、

ソプラノサックスにしました。

第18作 “ Addio del passato ” の時も

クラかソプラノサックスかで迷い、

ソプラノサックスにしました。


さて、今回は…

ああ、どうしよう…


Because, that’s my life !


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武内利之の「ザッツ・ライフ」

2024年4月8日月曜日

初のネタばらし

今日は、今まで一度もしたことのない

ネタばらしをします


5月の作品は、これです!

敬愛するMichele Mangani

(ミケーレ・マンガー二)様の

“The Dancing Doll”


マンガー二様はイタリア人。私より10歳下の

現役作曲家です。動画の最後に客席から出て

来て挨拶した方ですね。こんな風に、作者者の

目の前で吹けるクラ吹きは幸せですね。


さて、なぜ私がミケーレ様を敬愛するのかと

言えば、まずクラのために数々の名曲を描か

れているクラ愛の方だから。そして誰にでも

愛されるような解りやすい曲をお描きになって

いるからです。


だから、記念すべき演奏動画第1作は

マンガーニ様のこの曲でした!


早いもので、あれから3年が経とうとしてます。

これまで常にマンガーニ様の曲を吹きたい!

って気持ちでいたのに、他にも吹きたい曲が

あってなかなか実現しませんでした。ようやく

3周年記念って感じのタイミングで吹くことに

なりましたよ。


さて、話は5月作品に戻りますが、タイトルが

なぜThe Dancing Dollなのか、私には解りま

せん。娘がバレエを習い始めて、レッスンを

見学に行った父親が我が子の踊る姿を見て目を

細めている、そんな心境を表現したんで

しょうか。


そこでいつものことですが、私なりの勝手な

妄想が出現します。5月、新緑の季節に公園を

散歩する。木漏れ日の下のベンチに腰掛け、

暖かな日差しと緑の香りに、思わず時を忘れる。

そして、脳裏に浮かんだ言葉は…


ットットットット、

ネタばらしも程々にしときましょうね。


Because, that’s my life ! 


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武内利之の「ザッツ・ライフ」

2024年3月23日土曜日

燃え尽き症候群気味です

3月11日に演奏動画をアップしはじめてから

3年目になるけど、今回は少し燃え尽き症候群

気味です。震災で大切な人を失ったって訳じゃ

ないけど、アレンジしてる時も涙がポロリと

こぼれちゃいましたよ。脳裏に浮かんだのは

亡き父の面影でした。


おそらくクラを再開して、今みたいにソロで

演奏動画を、しかもジャズを吹くなんてことに

ならなければ、父のことを思い出して泣くな

んてことは決してなかったと思います。


それに、ご視聴下さった方はどう感じたかな

って、ちょっぴり不安なこともあったんです。


最後に海の見える風景を2枚出したこと。特に

最後の1枚は、家族4人がまるで海に向かって

歩いてるようで、見方によっては一家揃って

津波にさらわれたと連想できる画像です。


エンドロールは沖縄つながりってことで沖縄

独特のカチャーシーを踊りながら沖縄民謡の

定番「豊年音頭」を歌いましたが、私の動画は

これまで一貫して、何となくつながりを持たせ

ながらも、実は本編とは全く別物の私個人の

近況報告というか、生き様というか、そんな

感じなんですね。そして演奏が稚拙なぶん、

最後に笑って頂いて、ご視聴頂いたことへの

感謝の意を示すっていう意図もありました。

ただ今回のように重いテーマの時は自重しと

いた方がいいかなって、迷うんですね。だい

たいが、変テコなエンドロールなんてない方が、

演奏だけ聴いていい気分で終われるって人も

いるでしょうしね。でもね、じゃ逆に今回エン

ドロールがなかったらどうかな?何か暗~い

まま終わってしんみりしちゃうんじゃないかな

って心配になりそうな気もするんですよね。


何人かの友達に、そのへんの感想を聞いてみた

んですが、そもそもエンドロールがない方が、

いい音楽だけ聴いて気分良く終われるって人も

いらしたけれど、本編とエンドロールは別物と

して観てるし、どちらも楽しみにしてるって

人の方が多かったです。最後に明るくおどけて

終わったことについても、明るく終わった方が

いいとか、大切な人を偲んでいる人へのエール

と受け止めたとか、ウッチョのやさしさを感じ

たとか、肯定的な意見が多かったです。


いずれにしても、

ここで燃え尽きちゃう訳には行きません。

ここらでパワー全開と行きましょう!


Because, that’s my life ! 


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武内利之の「ザッツ・ライフ」