2020年2月13日木曜日

簡単な調理


昨年の暮れ頃から、ケアマネの処遇改善も検討
すべきって意見が出てるらしいですね。受験
資格をヘルパー歴5年から国家資格取得後5年
なんて一気にハードルを高くしたんで、受験者
が62%も減っちゃって、急にケアマネ不足に
なっちゃったんですって。みんな、そうなるって
思ってましたよね。だいたいが、その国家資格
である介護福祉士の条件も、お金と時間かけて
研修受けなきゃならなくしてハードル上げちゃった
んですから、二重に受験者が減ってる訳ですよ。
まあ、後がない私みたいな高齢ケアマネは、人材
難が続いてくれた方が有り難いですけどね。

ところが、さすがにただじゃ転びませんよね、
「適切に人材を確保して質の高いケアマネジメ
ントの推進につなげる」のが狙いだそうですよ。
質の高いケアマネジメントって何ですか?どな
た様がどんな物指しでお決めになるんですか?
高齢者を元気にして、予算減らしに貢献すると
質が高いと認めてもらえるかな?

「質の高い」と言えば…

皆さんは、「簡単な調理」って、どんな調理
だと連想しますか?味噌汁?ハムエッグ?
サラダ?いえいえ、介護はQOL(生活の質)を
高めるんですからね、そんなもんじゃありま
せんよ。介護保険の介護度を決めるための認定
調査では「簡単な調理」の定義を以下のように
定めています。

1,炊飯 2,カップラーメンを作る
3,電子レンジで温める

そのうち1つでもできれば「(簡単な調理が)
できる」と判定されるんです。ですから、ほぼ
寝たきりで、冷めた配食弁当をレンジで温めて
食べる毎日を送ってる高齢者は、簡単な調理の
出来る方なので、介護の必要性がないっていう
考え方なんですね。

ど~です、質が高いでしょ?
ケアマネも質を高めて
処遇改善して頂きましょうね!

名もなき親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」

0 件のコメント:

コメントを投稿