2020年2月9日日曜日

変化を望む~音楽編

子供の頃に食べたものを一生好むって話を昨日
しましたが、それって音楽にもあると思いません?
例えばベートーベン様やドヴォルザーク様の曲が
大好きな私は、そういう曲と小学校高学年から
中学生にかけて出会って、その頃に何度も何度
も聴いたLPレコードの演奏が1つのベースに
なっちゃってますよ。運命のダダダダーンは、
あんまり早くてもダメ、ダ・ダ・ダって念押しする
みたいなのはもっとダメって。ダーンも短いのは
ダメだけど長過ぎるのもダメとか。思春期の頃に
刷り込まれた音が耳に残っちゃってんだと思うん
ですよ。

クラの音はクランポン的な音って感覚も、その類
だと思いません?倍音が聴こえてキラキラして、
いかにも管を鳴らしてますみたいなのが、クラ
らしい良い音って刷り込まれちゃってますよ。
そういう音ばっか聴いて育っちゃってますから。
Backunの、クラ音だけ濾過して固めたみたいな、
シンセサイザー音みたいなのはクラの音じゃ
ないよ~って思っちゃうのは仕方ない訳ですよ。
私も今、2つの心に引き裂かれそうですもん。
でもね、クラの音なんて滅多に聴いたことのない
若者に2つの音を聴かせて「どっちが好き?」
って聴いたら結果はどうなるか解りませんよ。

この動画3回目ですけど、Backunらしい
音なんで、もう1回聴いてみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=cTDaPHNHX7M&list=RDcTDaPHNHX7M&start_radio=1

この方はGiovanni Punzi様と申される
私の中のクラ5神にさせて頂きたいような
素晴らしいクラ奏者で、楽器はRC系の最高峰
にして全てのCramponモデルの最高峰である
DIVINEをお使いになっておられます。これぞ
Cramponの音って感じでしょうか。
(演奏は2'11"から)
https://www.youtube.com/watch?v=8MtM0MOKwXA

私の中のクラ4神の筆頭に挙げさせて頂いてる
Kohan Istvan様がお使いになっている
YAMAHA SE-Artist Modelは、その中間みた
いな感じかな?私が憧れる音色、と言うか演奏
ですよ。軽やかに、まろやかにを絵に描いたよう
な素敵な演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=LSlxTVyA1Cc

まあ、録音状態の違いもあるんで一概には言え
ないけど、トランペットとコルネットぐらい
違ってるかも知れないですよね。

Trumpet vs Cornet(3’14”から観てね)
https://www.youtube.com/watch?v=oXKgkoodS40

どんな音がいいのか、
どんな演奏がいいのか、
どんか曲調がいいのか、
固定観念に縛られちゃうのが一番良くないです
よね。自由に、素直に感じて、より良いものを
追求する柔軟性がなかったら、楽器も楽曲も
進化して来なかったでしょうからね。「ピッコロや
トロンボーンは交響曲に使える楽器じゃない」
って思い込んでたら、今聴いてる「運命」は
出来てなかった訳ですからね。

私はクラ5神を手本にしながらも、
私らしいクラってどんなものなのか
追求して行きたいです。

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