2014年11月17日月曜日

恥と誇り

20年ほど前に私、電車の中で
痴漢に間違われたことが
あったんですよ。
朝のラッシュアワー。
総武線が秋葉原に着いて
人がドッと降り出したその時に
30歳前後の女性が私の腹に
強烈な肘鉄を食らわし
恐ろしい目で私を睨みつけて
去って行ったんです。


翌日から私、満員電車で
絶対に女性には近づかず
荷物を股に挟んで両手を上げて
乗るようにしました。
だって、しょっぴかれでもしたら
大変ですもんね。
冤罪で人生滅茶苦茶にされる人も
いるって言いますもんね。


水泳選手がカメラを盗んだ盗まない
という話がありましたが
ああいう泥仕合見せられると
いい加減やんなっちゃいますよね。


要は誰かが嘘ついてるんでしょ?

盗んでないなら、何で最初から
そう言わないんですかね?
ハメたんだとすれば
何でハメたんですかね?


恥の感情を持ってほしいです
誇りの感情を持ってほしいです


認めれば
不起訴処分にしてすぐに釈放するが
白を切るなら
当分出られないぞと脅すそうですが
そうなっても
絶対に負けないでほしい!

本当に盗んだのなら
恥の上塗りはしないでほしい!

特ダネが欲しくても
ニュースは、ねつ造せず
真摯に取材して獲得してほしい!

他国民の名誉を故意に傷つけて
溜飲を下げようなんて
下衆な了見だとしたら
すぐに改心してほしい!


若い頃の私は、恥だの誇りだの
理屈臭い話自体に拒否反応が
あったように思います。
そんなもの無くても生きて行ける
腹の足しになる訳じゃなしって。
でも今は、大事なことだと思います。
人々がそれを持っていれば
世の中から犯罪や争いの種は消え
人々は気分良く暮らせるのでは
ないですか?


でも
何を恥だと感じ
何を誇りだと感じるか
個人差があるんでしょうね~
そこが問題です…。


…溜息が出ちゃいますよ。

皆さんは
いかがお感じになりますか?


武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp

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