私は中学~高校生の頃
クラリネット奏者になることを夢見て
レッスンを重ねていました。ですから
どんな楽器にも魅力を感じますが
クラリネットへの思い入れは
ひときわ強いんです。
“クラリネットを壊しちゃった”
なんて曲でピーヒャーと
耳障りな音を出すイメージを
お持ちの方も少なくないでしょうが
実は、とてもまろやかな
素晴らしい音色の楽器なんです。
木管楽器には幾つかの特徴があって
リードという竹べらを薄く切った
ようなものを音源に(人間の声帯のよ
うに)している楽器で、1枚のリード
で音を出すのがクラリネット、2枚の
リードを使って(草笛のように)音を
出すのがオーボエとバズーン
(ファゴットとも言う)です。
2枚リードの楽器はビブラートで
音を揺らし情緒的な表現が
出来るんですが、1枚リードの
クラリネットにはそれが出来ません。
全くリードを使わないフルートも
木管楽器で、ビブラートが出来ます。
木管楽器の中で唯一ビブラートが
出来ないクラリネットですが、じゃあ
情緒的な表現が出来ないかと言えば
そんなことはありません。音域が広く、
まろやかな音色や、きらびやかな音色、
喜びも悲しみも表現できると
私は思っています。
それでは
クラリネットの代表的な音楽を
いくつかご紹介しましょう!
“クラリネット・ポルカ”
https://www.youtube.com/watch?v=M_ro6I3oXL0
“クラリネット協奏曲”
モーツァルト
https://www.youtube.com/watch?v=o_gm0NCabPs
“クラリネット協奏曲・第1番”
ウェーバー
https://www.youtube.com/watch?v=jmyHwqrKWb4
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の朝に更新。
E-mail:
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