私は今年、59歳になります。
徳川家康が関ヶ原で戦った時も
59歳だったそうですね。ま、
そんなことはどうでもいいんですが、
西軍8万2千に対し7万4千と数に
劣る東軍があっさり勝利した理由は
多くの武将が寝返り、または静観
したからだと言われていますね。
豊臣恩顧の武将でありながら
三成憎しで初めから東軍に加わった
武将もいたのは、家康の巧みな人身
掌握術の結果なんですね。北政所
(おね)と通じ合っていたのも
三成を生かしておいたのも、全ては
この決戦を見据えてのことで、
秀吉が病の床に伏せていた時から
着々と構想を
練っていたことでしょう。
秀吉の愛息秀頼が後を継ぎ
豊臣体制が盤石となるピンチを
チャンスに変えるために…。
今月に入って、介護関係の
会社が4月以降の体制についての
説明会を開いているようで
いくつかの事業所に登録している
ヘルパーさんが、そのうち2社の
説明会に行って来たそうです。
A社は全国展開する大企業の支店。
これまで取っていなかった加算を
取って対応するので、今後とも
ご協力をお願いしますと言うだけで
時給を上げるとも下げるとも
言わなかったそうです。
B社は都内十数ヵ所に展開する
ヘルパーの時給が高い企業ですが
全事業所の社員とヘルパーを
1ヵ所に集めての大説明会でした。
30歳そこそこの若い社員が登場し
圧巻のレクチャーをしたそうです。
なんでも十数ヵ所全てを統括する
統括部長さんだそうで、弁舌爽やかに
自社の強みと弱みを語ったうえで
今後も力強く成長すると結論づけ
4月からの時給アップを
宣言したそうです。
「ああゆう人が出て来ると、この会社
なら大丈夫って思わせるね~。」
と、そのヘルパーさんは
関心しきりでした。
古今東西、乱世において人は勝ち馬に
乗ろうと、戦々恐々とするものです。
いま介護業界に不足しているのは
仕事よりも人材ですから
今年4月に介護報酬の改定があると
解った時から、着々と構想を
練っていたのかも知れませんね。
ピンチをチャンスに変えるために
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp
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