あいた口がふさがらない
を通り越して
思わず笑っちゃうという経験は
皆さんにもありますでしょ?
私と同じニュースをご覧になった方
そんなことになりませんでしたか?
厚労省は、保育士が3年後に7万人
介護職員が10年後に33万人
不足すると推計して
介護施設・保育施設・障害者施設を
1まとめにして運営できるよう
規制緩和するとともに
保育士・介護福祉士・准看護師などの
資格を統一することを検討する予定。
まずは福祉施設の団体などからの
ヒアリングを始めることにしている。
…とのことでした。
ヒアリングを始める前に
ぽしゃるんじゃないですか?
それとも、規制緩和なら
とりあえずいんじゃねって
感じなんでしょうか?
そういう施設作って儲けたいと
思ってる方も多いんでしょうか?
過疎化対策としてやむを得ない措置
なら解らないでもないですが…
子どもが昼寝してる間に
高齢者の排泄介助と障害者の
食事介助を済ませ、子どもが起きたら
今度は子どもに集中して…
ってなことになるんでしょうか?
それを毎日毎日やる職員に
いったいどれだけの賃金が
支払われるんでしょうか?
「わ~、その仕事やってみた~い!」
って言って、その資格を取る方が
どれだけいますでしょうか?
医療事故は増えないでしょうか?
こんな、ごった煮みたいな案は
利用者さんからも職員からも
支持されないと思いますし
人材不足の助けには
ならないような気がしますよ。
なり手が少なかったり
離職率が高かったりする職業は
まず賃金を上げるべきだと思います。
天下り法人を全て廃止または民営化
すれば財源は出てきますでしょ?
そして、高校教育で福祉を義務化し
看護・介護・保育を選択科目とする。
厚労省の担当職員さんは
看護・介護・保育それぞれの現場に
出向して経験を積む。同時進行で
人材不足対策チームを立ち上げ
看護・介護・保育それぞれの現場から
経験豊かな方を登用する。また、
現在行われているアジア諸国からの
看護・介護職員の受け入れに関し
対象国や就労年数を拡充する。
いかがでしょうか?
行政の素人がこんなこと言ってると
霞ヶ関の方々は
思わず笑っちゃうんでしょうかね?
皆さんは
いかがお考えになりますか?
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp
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