A型の男性は『石橋を叩いて渡る』
慎重なタイプなんでしょうか?でも
私はA型ですが、何事においても
即断即決の人生を歩んで来ましたよ。
吉田松陰先生も次から次へと
破天荒な冒険を繰り広げましたよね。
やはり決断は早かったんでしょう。
血液型は何型だったんでしょうね?
31歳の年に長男が生まれ
私は役者を辞めました。
我が子と初対面した瞬間
「これからは子どもの為の人生。」と
ポンと思ってしまったんです。
主役を演じ始めて5年ほど経ち
役者としては絶好調だったんですが
役者の収入は低いし不安定。
営業なら月給で働けます。
しかも、その劇団の営業さんが
フーテンの寅さんみたいな人で
気に入らないことがあるとプイッと
出てって、しばらく帰って来ない
そんな人だったんで、父親となった
以上は、そんなチャランポランな奴と
運命を共にする訳にいかないと
思い込み「私が営業します!」
って宣言しちゃったんです。
その頃既に私は、劇作や作曲を手掛け
自作自演の公演もしていましたから
そちらの才能を磨き、行く行くは
作品創造で身を立てたいと
思っていたんです。ですから
役者に未練はありませんでした。
とは言え、最後の公演の幕が降り
皆から花束で祝福された時は
自分でも意外なほど涙が出ましたよ。
その後二度、劇団を変えましたが
常に即断即決でした。
3年前、演劇で一生食って行くことは
できないと悟り、鬱に近い状態に
なりましたが、昔の役者仲間で今は
介護職を営む方々からアドバイスを
頂き、ヘルパーの資格を取りました。
出口が見えたとたんに気持ちが楽に
なり、本当に有難かったです。
転職して半年も経たない秋に
今お世話になっている会社の方が
折り入って話を…と誘って下さった
んですが、私はその面談を断ろうと
思っていました。けれども妻の
「話だけでも聞いて来れば?」
の一言で面談を承諾しました。
話の内容は、私の予想通り
常勤でやってみないかとのお誘い
でしたが、この時私は人生で初めて
収入を減らす決断を迫られ
即断ができませんでした。
そこで、これまた人生で初めて
他人に相談しました。
1人は反対、1人は賛成。結局最後は
自分で決断しました。「こんな私を
注視して下さり、期待して下さり
正社員として迎えて下さる方がいる。
何と有難いことではないか!」
打算でなく感性で受け止め
昨年2月に入社しました。
それから1年余り経った今
自分の決断は間違いでなかったと
確信しつつ、今後も決断しなくては
ならない時が来ると考えています。
その時は是非
即断即決と行きたいものです。
Because, that’s my life !
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿