今は亡き私の父は15歳で
ジャズバンドのバンドボーイとなり
17歳でイッパシのドラマーとして
金を稼ぎ始めました。当時は進駐軍の
キャンプがジャズマンにとって最高の
仕事場だったようです。夜の数時間の
仕事で17歳の少年が、大卒の初任給
の3倍稼ぎ、美味い物をたらふく
食べて帰って来られたんだそうです。
その頃のジャズと言えば
スウィング・ジャズです!
スウィングと言うぐらいですから
身体が自然に動き出してしまう
そんな音楽ですから楽しいです!
その産みの親とも言うべき方が
グレン・ミラー(1904~1944)です!
デキシ―ランド・ジャズと言われる
小編成のジャズからビッグバンドへ
ダンスホールの伴奏用の音楽から
観賞するための音楽へ、そんな風に
ジャズを進化させた方です。
日本のジャズマンは
彼のハーモニーを
キラデラ・ハーモニー
と呼びました。
キラキラ輝いてデラックスに
聴こえたんでしょうか
木管パートのハーモニーが
バリトン・サックスから
クラリネットまで6本
普通なら4本で1オクターブの和音を
構成できるところを6本で構成する
独特のハーモニーで、その特徴が
良く表されているのが
“ムーンライト・セレナーデ”です。
色々な画像のあるサイトですので
お好みに合わせてお楽しみください。
坂本九やザ・ピーナツの画像も…。
https://www.youtube.com/watch?v=9R3S-iPP0DA&list=RDJFJl_vJdga4&index=2
第二次世界大戦中は入隊し慰問公演を
していた彼ですが、行進曲をジャズ風
アレンジしてしまった
“セントルイス・ブルース・マーチ”
映画「グレン・ミラー物語」の
1シーンでお楽しみください!
https://www.youtube.com/watch?v=vFu3mWaJEIM
“イン・ザ・ムード”
映画「グレン・ミラー物語」の
1シーンでお楽しみください!
https://www.youtube.com/watch?v=Kk-lLptTkNo
“真珠の首飾り”
映画「グレン・ミラー物語」ですが
何故かドイツ語の吹替・英語の字幕
https://www.youtube.com/watch?v=GgrLhI0BBXg
他にも同時代に
デューク・エリントン
ベニー・グッドマン
カウント・ベーシーなどが
活躍しましたが
私がクラリネットを専門に学んでいた
こともあり、クラリネット奏者の
ベニー・グッドマン(1909~1986)
が大好きです。
この方は
クラシック界からジャズ界へ
入って来た方なので
楽器の音色が抜群に
良かったんです。
彼のバンドには
トランペットのハリー・ジェームス
ドラムのジーン・クルーパー
ヴィブラフォンの
ライオネル・ハンプトンなど
後に独立して自分のバンドを組む
スター・プレイヤーがキラ星のごとく
揃っていました。
“Sing Sing Sing”
色々な画像のあるサイトですので
お好みに合わせてお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=6_YG9XBX04Y&index=5&list=RDZ2Z1DWIgfCs
フレッド・アステアのダンスを
見ながら楽しみたい方は
https://www.youtube.com/watch?v=Z2Z1DWIgfCs&list=RDZ2Z1DWIgfCs#t=6
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp
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