クラシック音楽自体が
あまりピンと来ないのに
オペラなんてことになったらもう
全く観たことも聴いたこともない
という方が多いんでしょうね…。
そういう方にはまず
アリア集をお聴きになることを
お勧めします。かく言う私が
そうだったんです。アリアとは
オペラの中の聴かせどころ
その曲だけピックアップして
シングル・リリースできるような
曲だと思って下さい。
オペラと言えば“カルメン”を
イメージする方が多いでしょうが
あれはビゼーというフランスの作曲家
の作品。私が皆さんにご紹介したい
のはイタリアの作曲家、ジャコモ・
プッチーニ(1858~1924)です。
メロディーの美しさばかりでなく
全てがいい、とろけてしまうような
サウンドなので、長いオペラを全曲
聴いても飽きないんですよ。
普通、歌の旋律は
歌の邪魔にならないように
伴奏では奏でられないんですが
プッチーニはなんと
弦楽器の大ユニゾンで朗々と
歌の旋律を奏でるんです。
それが歌の邪魔どころか
すごい説得力になるんです。
そしてヨーロッパ人でありながら
東洋的なフレーズが時折顔を出すのも
この方の特徴です。今回ピックアップ
した動画には歌詞のテロップが入って
いないものもありますが、歌詞なんか
わかんなくてもいいです。とにかく
音楽の美しさに酔いしれて下さい。
もし気に入って下さったら
ネットであらすじを読んで頂いたり
You Tubeで全曲聴いて頂いたり
して頂ければと思います。
それでは、まいりましょう。
Here, we go !
“マノン・レスコー”(1893)より
“見たこともない美人”
https://www.youtube.com/watch?v=9cLZBFl8-sg
“ラ・ボエーム”(1896)より
“冷たき手”
https://www.youtube.com/watch?v=rpxXlhTP8os
“トスカ”(1900)
あらゆるオペラの中で、私が最も
愛する作品です。
“歌に生き 恋に生き”
https://www.youtube.com/watch?v=2VCwND9Vjj4
“星も光ぬ”
https://www.youtube.com/watch?v=hnRUciUBMrc
浅田真央
https://www.youtube.com/watch?v=IJ2mw8LR2ms
“蝶々夫人”(1904)
“ある晴れた日に”
https://www.youtube.com/watch?v=bXvokshQpXQ
“トゥーランドット”(1926)より
“誰も寝てはならぬ”
https://www.youtube.com/watch?v=g2Ykt6qythk
荒川静香
https://www.youtube.com/watch?v=TYSaFSEiSDg
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp
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