2020年7月18日土曜日

去年の曲


以前ご紹介した、普段楽しみに吹けて、ちょっと
人にお聴かせできる曲を自分で写譜して、この
2ヶ月ほどずっと吹いてたんですけど、そろそろ
飽きてきたので、去年の定期演奏会で吹いた曲を
吹いてみたんですね。そしたら、とんでもない
ことになってましたよ。

音が全然違う!!!

今年の1月に入ってから、
Backunのバレルを買い、ベルを買い、
シルバースタインのリガチャーを買い、
Pomaricoのマウスピースを買いって具合に
半年ほどかけて徐々にバージョンアップしたし、
毎日毎日敬愛する神々の音色を聴いてるんで、
リードの調整の仕方やマウスピースの咥え方も
少しずず進化してたのかも知れませんね。お気に
入りの演奏を何度も聴いているうちにだんだん
それに近づくって言いますから。ですから、日々
変化する自分の音に慣れっ子になって、去年の
音との違いが解らなくなってたんでしょうね。
でも、去年の曲は去年自分が吹いてた音で記憶
してるんで、違いがモロに解りましたよ。

勿論、変わりたいから色々買ってきた訳で、
大して変わってないってんじゃガッカリなん
ですけどね。今言ったものの代金は、しめて
20万程かかってますから。その他に、売って
しまったもののお試し料も加えれば30万を
超えてしまうと言う、中古で買ったRCよりも
つぎ込んじゃってる訳ですからね。

とは言え、あまりの違いに愕然としました。
とにかく、音がデカイ!!!

バンドの中に入って吹いたら、ミスがモロ解りで
困っちゃいますね。音も私が求めるまろやかさ、
豊かさ、艶やかさが充分備わってます。ただ
一点、贅沢な不満があって、Pomaricoの
クリスタル・マウスピースはとても豊かな音が
出るんですが、ともするとキンキン響き過ぎる
ことがあるんです。なので、リードの削り方や
口の咥え方などを工夫して、常に優しい音が
出るようにしなきゃいけません。楽器の本体を
BackunかYAMAHA SE-Artist Modelにすれば
またかなり変わると思いますけどね。

去年と同じ道具立てで吹いたら、どんな感じが
するんでしょうね?RCのバレルとベルは新しい
楽器買う時に下取りに出すために残してある
けど、マウスピースやリガチャーは売っちゃった
ので再現ができません。全然違うんで、きっと
妙な感じがするでしょうね。

いい音で吹けるって、クラ吹きにとって
とても幸せなことです。吹くことが楽しくなって
ますます練習に励もうって気持ちになりますよ。

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武内利之の「ザッツ・ライフ」

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