2015年1月5日月曜日

もう一人の自分

『人生は舞台 人は役者』

シェイクスピアの言葉です。
そして、私の座右の銘です。
俳優の為の言葉ではありません。
この世に生きる誰にとっても
人生は自作自演のドラマであり
その主人公の生き様を面白くするも
しないも自分次第だよと
そう言っているんだと
私は解釈しています。

劇作家シェイクスピアの目には
乞食であろうが王様であろうが
劇的であろうが平凡であろうが
悲劇的であろうが喜劇的であろうが
人々の営み全てが劇の素材のように
見えてくる。それほど人間ってのは
興味深いものなんですね。

この言葉の特徴は
客観性じゃないでしょうか

世の中の出来事、人間の生き様を
客観的に見ることが出来れば
小さなことに一喜一憂せず
自分の立ち位置をしっかり見据えて
歩んで行けるような気がします。
誰もが感動巨編のヒーローになれる
訳ではありませんが、たとえ
その他大勢の中の取るに足らない
1人に過ぎなかったとしても
客観性さえ持っていれば、独自の
価値観を見出すことが出来ます。

白状しますと
私にとって最も大事なことは
独自の価値観を見出すことなんです。

下世話な例で
お気を悪くしないで下さいネ
女性が美しくなりたいと願う
これは、より良き男と結ばれ
より良き子孫を残したいという
普遍的価値観に基づく行動ですね。
ダイエットし、着飾り、化粧し、
男のいる場所に出没する…。これは
客観性がなくても、誰でも自然に
出来ることです。しかし、若くして
「心の美しさが大事。」と考え
自分を内面から磨こうとする方は
客観性と独自の価値観を持っている
方なんじゃないでしょうか?
外見やブリッ子で
男性の気を引こうとする女性より
はるかに魅力的に映りますし
そういう方を見そめる男性も魅力的
な人物なんじゃないでしょうか?

客観性が独自の価値観を育む

なんて言うと
難しく聞こえちゃいますが
要は、自作自演のドラマの
作家と役者、二役してねって
それだけのことなんです。
自分を見つめる
もう一人の自分を作ってねって
それだけのことなんですが

皆さんは
いかがお感じになりますか?

武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
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