2014年12月1日月曜日

マスオさん

ドラマに憎まれ役はつきもの
それはまるで、しきたりのように
踏襲されていますね。
特に嫁と姑の確執は格好の材料。
姑役の女優さんも
我が意に反してだとは思いますが
「私、憎まれ役やってます。」的に
臭く臭く、お演じになりますね。
どうなんでしょう?
ああいう風に演じないと
やはり一般大衆には
伝わらないんですかね?

嫁という概念は、家に嫁ぐという
慣習が生んだものなんでしょうが
日本以外の国にもあるんですか?
ちなみに英語では
“ daughter in law ”
法律上の娘と言います。
まあ、普通は“ She ”とか
ファースト・ネームで呼びますよね。

ところが、なんと
関西では夫の両親のみならず
夫自身までが妻のことを嫁と
言います。昔から一家が団結して
嫁いびりしてたんでしょうか?

男は婿ですが、私のように
妻の両親と同居している場合は
「マスオさん」と呼ばれることも
しばしばです。これ言われるとね
パラサイトと同義語みたいに
聞こえちゃうんですよ。

マスオさんもパラサイトではない
と思いますが、私も違います!
玄関に看板出して、経済的自立の
実態を訴えたくなっちゃいます。

結婚して新居をどこにかまえるか
と考えた時に、妻の実家から
スープの冷めない所がいい
その方が妻が子育てしやすいと
私が考え提案したんです。

その後、2世帯住宅を建てて
私達一家4人と妻の両親で6人
仲良く暮らすことになったんです。
お陰で2人の子どもを育てるのに
大助かりでしたが、妻の両親も孫に
囲まれて幸せだったんじゃないかな
って思います。(私は船乗りですし)

13年前に義父が亡くなり
去年子ども達が2人とも独立し
今は義母と3人暮らしですが
85歳の義母は自分の事を全て
自分でできる元気な高齢者です。
たとえ介護が必要になったとしても
私たち夫婦2人ともヘルパーなので
安心なんじゃないでしょうか?
ちなみに私の父は他界
母は独居で
介護のお世話になっています。

だからでしょうか?
「マスオさん」という言葉に
ちょいとばかり敏感なのかな?
いずれにせよ
奥さんの家族と同居している
旦那さんの前では、その言葉
お使いにならない方がいいと
私は思うんですが…

皆さんは
いかがお感じになりますか?

武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
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