「武内さんってマメなんですね~。
奥さん、幸せですね~。」
私のブログをずっとご愛読下さってる
方から、よく言われます。
確かに私は
妻が目覚める前に風呂の追い炊き
おメザを作ってやり、洗濯機を回し
干すまでやってしまいます。
自分としては朝の時間を無駄なく
有意義に使うために組み立てた
ルーティーン通りにやってるだけで
妻の為にやってる訳じゃないんです。
でもこれ、過剰サービスですかね?
しかし仕事中の私は
さほどサービスは良くありません。
介護の基本は、全国あまねく均一な
サービスを行う事であって
ルールに定められた以上のことは
行ってはならないからです。
ところが、結構耳に入って来ますよ
過剰サービス…
予定時間を大幅にオーバー
なんてのは序の口で、
自分の車で通院介助してあげちゃう。
セクハラを拒まずに応じちゃう。
支援のない日に、一緒に行楽へ
出かけちゃうなんて話も聞きます。
でも、利用者さんにとっては
過剰だろうが通常だろうが
サービスが良いにこしたことはない。
そのようなヘルパーを
『いい人・優しい人』と思いがちです。
結果、信頼関係が生まれます。
しかし「利用者さんが喜んで下さってる
んだから、いちいちそう目くじら立てな
さんな。」という空気が蔓延すると
全国あまねくどの事業所もヘルパーも
過剰サービス合戦になりかねません。
利用者さんとの信頼関係を構築する
ことは、もちろん大切なことです。
しかし、自分の仕事に自信と誇りを
持っているヘルパーなら
過剰サービスまでして得た信頼は
本物の信頼ではないということを
知っています。
世間では、清新なイメージの政治家が
善良なる有権者に対し行ったことが
問題になっていますね。
格安の観劇ツアーですか?
供与する人も、される人も
全く罪悪感がないようですね。
かく言う私も
自分の行動は『大きなお世話かも』と
ブログに書いたことがあります。
自分が良かれと思って行うことも
客観的に見てどうであろうかと
熟慮したうえで実行せねば
と自戒する今日この頃です。
皆さんは
いかがお考えになりますか?
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp
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