今年4月21日のブログ「再構築」に
私はこんなことを書きました。
(前略)私ね「コンクール」とか「表彰」とか、
あんまり好きじゃないんですよ。スポーツなら
競い合って優劣を決めるのは仕方ないかも知
れないけど、文化芸術で優劣を競う必要があ
りますか?それを励みに上達するんですか?
だったらお辞めなさいと、私は言いたいです。
好きでやるなら好きでやればいい。人の為なら
人の為にやればいい。食わんが為なら食わんが
為にやればいい。勝負がモチベーションの文化
芸術って何なんですかね。表現者は表現した
時点で表現欲が満たされ、そこから先は受け手
の問題です。どう感じようが感じまいが自由だ
し、表現者の意図と無関係に受け手によって
再構築される訳です。全く別物になると言って
も過言ではありません。それをいったい誰が、
何の権利があって、何を基準に審査するのか、
私には皆目見当がつきません。(後略)
クラリネット奏者ナオさんが、YouTubeで
こんなことを語っていらっしゃいます。
「勝つ為に音楽をする人たちへ」
https://www.youtube.com/watch?v=o2OduAdkQMc
「現在のアマチュア吹奏楽業界の問題点」
https://www.youtube.com/watch?v=0Cxczj6SCMs
私ね、文化芸術ってのは、表現者が楽しんだり
苦しんだりしながら発信したものを鑑賞者が
受け止めて、その人なりに喜んだり活かしたり
してもらえる関係が成立してれば、それでいい
って思ってるんですね。ですから、誰かに評価
してほしいとも、誰かに勝ちたいとも思わない
んですよ。憧れの演奏者に少しでも近づきたい
とか、素敵な作品を生み出したいとか、聴いて
下さる方々に喜んで頂きたいっていう一心で
精進する、それが文化芸術の魅力だし、価値だ
と思ってるんですよ。
これからも、
そんな風に生きて行きたいし、
志を共にする仲間と一緒に
活動して行きたいです。
命ある限り!
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名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
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