2016年1月11日月曜日

批判より提案を

世の中は批判に満ちてますね。
家庭内での言い争い
会社内での愚痴
政治や行政への不満
それらはみな言い放って終わり、
溜飲下げて、ハイ、また明日から
頑張りましょ!ってことなんですね。

Face Book の投稿を見てると
ま~ 出るわ 出るわ
政治・三面記事の類は
批判だらけです。穏便なのは
飲食物・花・ペット・景色の写真か
行楽地や酒場で「ピース!」の写真。
自分の意見を述べる人は少数派です。
たまにそういう人がいると
ド偉い長文だったりして、読んでて
途中でやんなっちゃうんですね。

批判は井戸端のオヤジでも出来る

批判する暇と元気があるなら
それを提案に変えなさいと
私は言いたいです。少なくとも
私はそうしてますよ。
何か文句言いたいと思った時は
グッとこらえて、まず自分で
解決策を考える癖をつけてます。
何だかんだと御託を並べても
「じゃあどうすりゃいいんだ?」
と聞かれて答えられないんじゃ
無責任と言うものですよ。
「じゃあどうすりゃいいんだ?」
と自問自答すると、それはそれで
答えを見出すのは容易ではなく、
色々考えた挙句、最後には
「相手の理屈にも一理あるな…。」
なんてことにもなりかねません。
そうなると、
軽々しく批判ばかりしていた自分を
恥じたりもするんですよ。

批判ばかりする人は
『無責任な人』『不満分子』
自分の意見を言ったり
提案をする人は
『責任感のある人』『建設的な人』
という感じがしますよね。

元ヤンキースの松井秀喜氏は
中学生の頃から人の悪口を言った
ことがないそうです。ですから
甲子園で5打席連続敬遠されても、
相手投手を睨みつけたり、バットを
投げたりしなかったんですね。
ただただ己に厳しく精進することで
つまり他人を批判するより
自己批判に徹することで
ワールド・シリーズMVPに輝く
ほどの選手に成長した訳ですよ。

今年の夏には参議院議員の選挙、
ひょっとしたら衆参ダブル選挙
なんてことになるかも知れません。
国会論戦も始まってるようですが
対案のない批判は
万年野党のすることです。
どうせ政権取る気がないから
無責任に勝手なことが言える訳です。
政権の受け皿として
国民に認知してもらいたいなら
しっかりした対案を
用意しなければなりませんね。
もちろん
戦争が出来る国にしたり
年金を株で運用したり
そういうことは
No! と言うしかないですけどね。

激動する介護の世界もまた然り。
愚痴ってばかりじゃしょうがない。
多くの矛盾を抱えながらも
生き残る為の策を提案し
果敢に実行することが
私達に求められています。

武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・木の朝に更新。

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