2015年4月5日日曜日

Sunday Favorite #5

陽水・拓郎世代の私としましては
ここらで吉田拓郎さんを
ご紹介しない訳にはまいりません。
ちょっとオーバーかも知れませんが
私達世代の青春そのものなんです。

思わず聴いてしまう陽水
思わず口ずさんでしまう拓郎
覇気のなさを報告する陽水
生き様を見出そうとする拓郎
陽水の初期の歌は
「せっかく来たのに何にもないので
ゴメン…。」だとか
「真っ白な陶磁器を眺めては
飽きもせず…。」だとか
「君に逢いに行かなくちゃ
傘がない…。」だとか、
自分に覇気がないことを
報告するような歌が多いんですよ。
でも拓郎の歌は
旅で出会った人々から受けた印象や
世の中で起きている現象などから
湧き出る自分の感情を吐露する
そして何とか自分も胸を張って
生きて行こうと思う
そんな歌が多いんです。

私が高校に入学した頃は
学生運動の波は消え、むしろ
無気力・無関心・無感動の三無主義
などと揶揄されていました。
また、太宰治を読みふけって
ちょっと斜に構えて世の中を見たり
「わたし感性の人よ」みたいに
気取って、うつむいて歩いてたり
する若者も多かったように思います。
ですから、覇気のない陽水の歌や
生き様を見出そうとする拓郎の歌は
私を含めた当時の若者の心を
捉えたんだと思います。

どれもこれも
ご紹介したい曲ばかりで
絞り込むのは切ないんですが
絞りに絞った私のお気に入りを
ご紹介しますね!

Here, we go !

 “結婚しようよ”
人生の大きな転機である結婚を
軽~いノリで考えてる若者…。
「新しい価値観が出てきたぞ!」
っていうインパクトがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=ryutpbPwrz4

 “春だったね”
春風が吹き出すと
つい口ずさんでしまう歌です。
そして気持ちは高校生に戻ります。
https://www.youtube.com/watch?v=tgCBR9mBvVM

“落陽”
営業で北海道を担当していた頃は
しょっちゅう仙台~苫小牧の
フェリーに乗ったものです。
https://www.youtube.com/watch?v=U50_Aqgg2iA

 “旅の宿”
高校1年生の夏に流行ってました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZIbZ4pzj9SY

“都万の秋”
https://www.youtube.com/watch?v=lxkUomCIsak

“こうき心”
「傘がない」という陽水の歌と違って
「雨に打たれてみよう」と歌います。
“ビートルズが教えてくれた”
ビートルズが女王陛下から勲章を
もらってしまった!な~んだ、俺達
日陰ばかりを歩まなくていいのか!
https://www.youtube.com/watch?v=FmyEVCxmtdQ&spfreload=10

“祭りのあと”
https://www.youtube.com/watch?v=tJmkPbAasSw

“シンシア”
南沙織の愛称がシンシア
私、彼女のファンだったもので…。
https://www.youtube.com/watch?v=5nMtrJTsNAg

“我が良き友よ”
ムッシュかまやつとのデュエット
https://www.youtube.com/watch?v=2va2GuF3Uig

【次回予告】派生ユニット

武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp

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