なぜ雪の北海道でなきゃ意味が無い
とまで思うようになったのか
とにかく雪景色が美しいっしょ!
食べ物は何でも美味しいっしょ!
何処にでも温泉があるっしょ!
外は寒いけど室内は暖かいっしょ!
外の寒さも慣れちゃうっしょ!
これ、ホントなのさ。
あっちへ行って2~3日過ごすと
零下の世界に慣れちゃうんです。
たまに0℃以上になると
「バカに暖かいねえ。」って
言うくらいですから。
ちなみに北海道では
冷蔵庫は冬は冷やす為に
あるんじゃなくて
常温に保つ為にあるんだそうです。
車の運転も4駆なら大丈夫!
恐さが楽しさに変わります。
夏には広い道路も、左右に雪ハネ
(雪掻き)した山ができて狭くなり
路面も根雪で真っ白なので
センターラインもガードレールも
無いんです。ですから、道幅が解る
ように、何メートルかおきに
歩道の端にポールが立っていて
その上の方に矢印がついてるんです。
止まるときはポンピング・ブレーキ
でゆっくり止まりますから
車用の信号を目安にするのではなく
歩行者用の信号が点滅し始めたら
もう止まる気持ちになるんです。
路面が滑りやすい日はエンジン・
ブレーキがかかりやすいように
オートマのギアを2ndに入れたまま
走ることもありましたよ。
吹雪くと雪がこちらに向かって降る
ようで視界が悪いです。夜となると
もう何も見えないです。ですから
前を行く車に追突しないように
後続車に追突されないように
そろりそろり走り続けるしかない
スリル満点なドライブです。
上富良野町から十勝岳方面へ
雪中訓練の自衛隊員を
横目で見やりながら、美しい雪景色の
坂道を登って行くと、知る人ぞ知る
山荘『カミホロ荘』に辿り着きます。
まずはキタキツネ達のお出迎え。
早速、雪の露天風呂へ。そこは
土色した温泉で、周囲の雪を大きな
しゃもじで客が勝手に湯船に入れて
温度調節するようになってます。
男湯と女湯の間に板塀の仕切りが
あって、節穴から向こうが覗ける
という特典付きです。
帯広から富良野方面に車1台やっと
通れる山道、ツルッと行ったら谷底、
対向車が来たらどうすんのって道を
1時間程登って行くと公共の宿
『東大雪荘』があります。露天風呂は
修学旅行生が一度に入れるような
広い湯船で、夜はライトアップ。
私が泊まった晩は雪まで降って
もう最高の気分でした。
身体はホッカホカに温まっても
頭は零下の世界なので
いつまでも入っていられるんです。
スッポンポンのまま雪に倒れても
冷たく感じないくらいに
温まってるんです。
to be continued
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
E-mail:
at-home-takeuchi@aqua.ocn.ne.jp
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