2026年8月29日土曜日

永遠の恋人 Part2

芸大に入るには音楽の才能だけではダメで、

学校の内申も高くなければダメだと芸大OB

の先生から言われ、音楽のレッスンを受けな

がらでも内申が取れるようにと、高校進学は

都立普通科で最低ランクの学校にトップで入り

ました。その高校にはブラバンがあったけど、

私はクラブに入らず、音楽専科の先生のご好意

で、昼休みと放課後に音楽室の準備室にお邪魔

してクラの自主練習をさせて頂きました。私は

都営アパートに住んでたので、家に帰ってから

夜にクラを吹くことができなかったからです。

家に帰ってからピアノを弱音ペダルにして練習

して、最後に高校の勉強をしました。毎日毎日

その繰り返しでした。


そんな生活が始まって7ヵ月目に母の事件が

起こり、私は音楽を放り投げました。母のこと

でショックを受けたことは事実だけど、それは

音楽を止める理由にはなりません。人生で初め

て味わった劣等感と、受からないかもしれない

という不安と戦いながら練習と勉強に明け暮れ

る日々、それも遊び盛りの高校1年生…。母の

事件は不安とストレスから開放されるための

良い口実になったんだと思います。当時、私は

父親や芸大OBの先生方にレッスンを止める

理由について、こう説明しました。


「これからは、楽しむために音楽をやりたい。」


Because, that’s my life !


名も無き親爺が人生を語る

世にも不思議なブログ

武内利之の「ザッツ・ライフ」

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