日本の芸能史において、
東のエノケン、西のカンビ、あるいは
映画のエノケン、舞台のカンビ、なんて
言ってみたくなるような喜劇の神様、
藤山寛美様をご存じの方は、
もう少なくなっちゃいましたかね。
藤山直美さんのお父様って言っても、
藤山直美さんって誰?ってなっちゃうかも
知れませんね。
映画やテレビにも
多数出演されましたが、
舞台録画を
テレビ放映していたのが
記憶に焼きついてるので
「舞台のカンビ」って
イメージなんです。
寛美様の舞台は
笑わすだけじゃなくて
泣かすんですよね。
金遣いが荒かったようで、
酒を飲むと何軒もハシゴして、
その度に取り巻きが増えて、
全部おごっちゃうもんだから、
稼いでも稼いでも借金が増えちゃって、
それを返すために20年間
1日も休まず興行を続けたんですって。
劇場の楽屋に寝泊まりして、
本番前に客からリクエストされた演目を
上演するという型破りなことしてましたね!
20年間1日も休まずですよ!
いかに借金返すためとは言え、
なかなかできないでしょ!
しかも楽屋で生活しちゃうんですからね!
私は今、ケアマネという名の書類奴隷となり、
休みなく働いてるもんだから、
ふと寛美様のことを思い出しちゃいましたよ。
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武内利之の「ザッツ・ライフ」
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