「オーケストラのクラリネット奏者になる。」
それが、高校生UCCHOの夢でした。ただしそれは
おぼろげなものであって、実際はその前の登竜門
である芸大入学のことで頭がいっぱいでした。
なので、オケというものについてリアルに頭に
描いてた訳じゃないんですね。
毎年大勢の音大生が卒業する中からオケの奏者
になれるのは、ほんの一握りの人々。しかも1stが
吹けるのは選ばれた人。でも皆さん、オケの演奏
風景を観てみて下さい、木管楽器は各楽器2人
ずつ並んで座ってますが、1人しか吹いていない
場合がとても多いです。ソロは1stが吹くからです。
オケに憧れ、練習を重ね、オケの狭き門に入れた
と思ったら、隣の奏者ばっかり気持ち良さそうに
吹いて、目立って…。自分は休んでばかりで、
たまに吹いても自分の音なんて皆の音にかき
消されて全然目立てない…。
オケは残酷ですね。
私は、高校生UCCHOの夢を果たしたいと思って
ます。でも2ndになって、そういう残酷な立場に
立たされたら、どんな思いがするんでしょう?
逆に、まかり間違って1stに抜擢なんかされ
ちゃったらプレッシャー半端ないですし、もし
トチったりしたら死にたくなりますよね。
私、本当にオケに入るべきなんでしょうか?
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