東日本大震災のあった2011年の
5月28日に小泉純一郎氏が
原発ゼロ、自然エネルギー推進を
初めて講演で訴えました。世の中には
「直ちに原発をゼロにしたら
エネルギー供給に支障をきたす。」
「原発が最も安価なエネルギー
だから他のエネルギーにしたら
電気代が大幅に上がる。」などの
プロパガンダを信じている人も
少なくないんでしょうが、
太陽光・風力・地熱の他にも
メタンハイドレードをはじめ
様々な資源が日本列島の
周辺海域に埋蔵されていることが
解ってきていますよね。
アメリカでシェールガスが登場し
原油価格も下がって来ていますよ。
ですから、原子力推進によって利する
いわゆる『原子力村』の方々は
必死でプロパガンダするんですね。
いつかは事故が起きるだろう。
いつかは廃棄物の処理に困るだろう。
でもその『いつか』が現実となる時
自分は退職しているだろう。
この世にはいないかも知れない。
だから、そんなことは
「知ったこっちゃねえ!」ってか?
前々都知事の肝入りで立ち上げ
大赤字こいちゃった新銀行東京が
他社と経営統合し、都は事実上
撤退することが決まったそうです。
「資金繰りに苦しむ中小企業を
助ける。」志は良かったんですよ。
でも、いくらなんでも
無担保で貸しつけちゃいかんでしょ。
将来性のある事業かどうかを
目利きして支援するのが
金融機関の本来の社会的責務で
高学歴の優秀な社員さんなら
やってくれそうなもんなんですけど
その目利きが出来ないんですね~
お金を右から左へ動かして
利率が幾らなら幾ら儲かるって
そういうのは得意なんでしょうけど
答えの用意されてない問題は
試験にもなかったでしょうしね~
「無担保で貸せって言うんだから
貸しちゃえ~。それで成績が上がる
なら、いいじゃん!後はどうなろう
と、知ったこっちゃねえ!」ってか?
介護の世界はどうでしょう?
2030年代には、いわゆる
団塊の世代と呼ばれる方の多くが
介護を受けるようになるでしょう。
一方で少子化が止まることはなく
政府が持ち前の
「知ったこっちゃねえ!」精神で
少子化やヘルパー不足の問題を
ほったらかしたまま税金の還流に
励んでおられれば、介護の担い手は
近い将来、絶望的に不足する
ことになるでしょう。
私個人はその時点で73歳。
運が良ければまだ介護する側に
いるかも知れません。でも
果たしてどんな選択を
迫られることになるんでしょうか?
ご依頼にお応えしたくても
人手不足でお応え出来ない状況で
「知ったこっちゃねえ!」
と居直ることしか出来ないなんて
悲し過ぎますよね…。
皆さんは
いかがお感じになりますか?
武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の夜に更新。
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