2019年12月14日土曜日
キラ星のごとく
先輩から譲り受けたクラをオーバーホールして
44年ぶりに練習を始めたのが、ちょうど去年の
今頃。まともな音が出ずにピーキャーやってた
のに、今は楽器がどうだのマウスピースがどう
だのと偉そうに言ってますね。
リードは2半→3→3半とだんだん硬くしてって
今は3に戻しました。You Tube でコハーン神様
やクラ奏者ナオさんが「口は柔らかく咥えて」
って言ってたので「やっぱそうか」って思った
んですね。以前、クラパートのリーダーさんが
「柔らかめのリードを使った方がいい。」って
言ってたことも思い出しました。そして先日、
クラを調整に出したら、修理屋さんから「この
マウスピースには、もっと薄いリードが合う」
って言われて確信に至った訳です。
私が中高生の頃は、硬いリードをきつく咥えて
吹くのがドイツ式で、クラシックを目指す人の
奏法。柔らかいリードを柔らかく咥えて吹くの
がアメリカ式で、ポピュラーを目指す人の奏法
なんて先輩から聞かされて、私はドイツ式で
吹いてたんですね。だからいつも下唇の内側が
痛くて、下の前歯の歯並びが悪いことを苦にし
てたことを思い出しましたよ。でも今は、柔ら
かいリードを柔らかく咥えて吹く方が良いと
悟りました。
しかし現代は You Tube で色んな情報が得られ
るし、色んな名演奏が聴けるし、幸せな時代に
なりましたね。素晴らしいクラ奏者は世界中に
キラ星のごとくいるもので、心の底から魅了さ
れてしまいます。と同時に、少しでも近づきた
いと思います。
私にとって、クラの神様は
コハーン・イシュトヴァーン様だってことは
以前お話して動画もご紹介しましたが、
今日は、その他にも私が憧れ、目標にしたい
演奏家の方々をご紹介させて頂きますね。
是非、皆さんも
美しい演奏に心溶かして下さい!
Nicolas Baldeyrou様の演奏で
「カルメン幻想曲」サラサーテ
※ちなみに、この方の楽器はクランポンの
R13、RC両系統の内径を更に進化させた
第三の内径を持つLÉGENDEのようです。
https://www.youtube.com/watch?v=srxvqnPyDyU
Sergey Eletskiy様の演奏で
バレエ「くるみ割り人形」より
チャイコフスキー
※ちなみに、この方の楽器はクランポンの
Prestige か RC のどちらかのようです。
https://www.youtube.com/watch?v=b72d452U-II
Spyros Mourikis様の演奏で
歌劇「椿姫」幻想曲 ヴェルディ
https://www.youtube.com/watch?v=9LebTeD7FwE
Glazbena škola Požega様の演奏で
「チャルダッシュ」モンティ
https://www.youtube.com/watch?v=QDfafr0uf2E
Sérgio Pires様の演奏で
「小協奏曲」ウェーバー
https://www.youtube.com/watch?v=Ub24IXZRtws
名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
日曜の午前に更新&時々イレギュラー
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿