2018年2月18日日曜日

ターニングポイント

誰にも
人生のターニングポイントがあるでしょう。
私の場合、高校2年生の年末に
人生初にして最大の
ターニングポイントがやって来ました。

私は高校1年生の秋に、
クラリネット奏者になる志を捨てました。
それから1年間、大学受験を目指して
塾へ通っていました。英語が得意だったので、
英文科を出て語学力を活かせる職に就こうと
考えていました。ところが、高校2年生の秋に
文化祭でちょっとした出し物をやり、
翌年に本格的な創作ミュージカルをやろう
という話が持ち上がり、私は自分の進路について
大学受験以外の道を考えるようになりました。
演劇学校に進み、演劇の道で生きる…。

私は年内に決めてしまおうと思いました。
演劇の道へ進むなら、高校生活最後の1年を、
学業を顧みず創作ミュージカルに打ち込む
1年にしたかったからです。
その年の末に、私は父に
演劇の道へ進みたいと打ち明けました。
「芸の道へ進むなら学歴は関係ない。
実力の世界だから思いきりやれ。
ただし、決して後悔するな。」そう言って
父は私の背中を押してくれました。
その父も7年前に他界し、
今は私の背中を押してくれる人はいません。

人生の岐路に立った時、
右へ行くにも左へ行くにも、
留まるにも引き返すにも、勇気が必要です。
一歩踏み出すには、
己の信じる道を見出さねばなりません。
そして、決して後悔しないことです。

Because, that’s my life !

名も無き親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

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