今までにご紹介してきた素敵な言葉たちが
頭に浮かんで来ます。
『なぜ山に登るのか、そこに山があるからだ。』
イギリスの登山家ジョージ・マロニーさんが
エベレスト登頂に挑んだ際に、記者から
「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのか?」
と問われて、それは愚問だと言いたげに
「そこにエベレストがあるから
(Because it's there. )」と答えたんだそうです。
その言葉が日本では
「好きなことをするのに理由はいらない。」
と解釈され定着したようです。
『目標がその日その日を支配する』
横浜高校の創立者である黒土四郎さんの言葉で、
横浜高校を甲子園常連校に育て上げた
元野球部監督の渡辺元智さんが
座右の銘としていたそうです。
「富士山に登る第一歩
三笠山に登る第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う
どこまで登るつもりなのか
目標がその日その日を支配する」
黒土さんは、そうおっしゃったそうです。
目標を掲げてそれを達成しようとする人は、
そのために自分のすべき事を考え、
1日のスケジュールを組み立て実行する。
自己管理の能力が必然的に備わるんですね。
『努力できることが才能である』
これは、晩年石川県加賀市に移り住み
九谷焼の創作に没頭した、
画家であり陶芸家の硲伊之助さんの言葉です。
松井秀喜さんの父、昌雄さんは
その言葉を紙に書いて2人の息子に渡しました。
秀喜少年はその紙を部屋に貼り
座右の銘にしたそうです。
要介護者が介護サービスを受けようとすると、
ケアマネだのサ責だのが
入れ替わり立ち替わりやって来て、
根掘り葉掘り聞かれた挙句に
「長期目標と短期目標を考えましょう。」
などと言われることになりますが、
マロニーさんのように
理屈抜きに好きなことができ、
黒土さんのように1日のスケジュールを組み立て、
硲さんのように努力を続けられるなら、
たとえ要介護者になっても、
他人様にとやかく言われず
自分流に充実した日々を
送って行けるのかも知れません。
名言・格言と出会った時
「確かにね~」と感心しているだけでなく、
確実に自分流の中に取り込んでしまうのも
いいかも知れませんね。
私の登る山は、さほど高い山ではありませんが、
そんな風にして生きて来たし、
最期までそうありたいと思っています。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
0 件のコメント:
コメントを投稿