何度となく言ってきた浜辺での穴掘り。子ども
の頃、海水浴に行くと必ず砂浜で穴掘ったって
話ね。誰に褒められる訳でもなく、儲かる訳で
もないのに何故かやる。そんな風に無邪気に
遊べるのが一番の幸せっていう私の持論ね。
未だに変わってませんし、その思いはどんどん
強くなって行きますよ。
歳取ると子どもに返るって良く言われるけど、
頭も体も動かなくなって人に世話してもらうよ
うになるって意味ではそうかも知れないけど、
ひとつ大きな違いがありますよ。子どものよう
に無邪気に遊ぶことも出来なくなるんです。
仕事柄、80代~90代の高齢者とのおつき合いが
多く、要介護者と言っても「私には無理かも。」
と思うくらいにお元気な方も結構いらっしゃる
んですが、ほとんどの方は身体がお元気なのに
楽しみがない、目標がない、意欲がないです。
若い頃には結構な趣味人だったとしても、
今はやる気がない…
生きてて、つまんなくないですかね?
ラ・マンチャの男の話。ボロ服をまとった認知
症老人が、自分は正義の騎士ドン・キホーテだ
と思い込み、風車と戦ったり、娼婦を姫だと
思って恋したり…。妄想が、彼に生きる活力と
楽しみを与えてくれる妙薬だった訳です。
私は、無邪気に遊べもせず、楽しみも目標も
ない、ただ食べて寝てを繰りかえす、つまんない
生き物であるより、妄想家ラ・マンチャの男で
あることを望みます。
いっぱしのクラ奏者として羽ばたきますよ!
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
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