2021年7月1日木曜日

命を見つめて

以前のブログで私は、好きな言葉として


永遠に生きるように夢を見

今日にも死ぬように生きよ


って言葉をご紹介しましたが、言うは易し行う

は難しって言葉ではありますね。自分が永遠に

生きると思う人はいませんし、今日にも死ぬと

思うには、それなりの理由があるからでしょう。

ま、そういう気持ちで今を大切に生きなさいよ

ってことですよね。


ずっと前のブログで、福井の会長さんの話を

しましたね。ご高齢の会長さんが若き日の私に

「武内君、人間、自分の残り時間が解ると、

自分が本当にやりたいことは何かと考えるもん

やで。」と言ってニコッと微笑まれ、1年後に

伺うと、お亡くなりになってました。私は会長

さんのこの言葉を、未だに胸に抱いて生きてる

んです。


介護界に入ると、人の残り時間について、より

リアルに感じるようになりました。ヘルパーの

頃は障がい者の方との出会いが多かったので、

亡くなられる方はあまりいませんでしたが、

山下さんのように残り時間を前向きに生きた方

との出会いがありました。ケアマネになると、

出会う方のほとんどが高齢者です。身体機能の

維持改善、安全で快適な暮らし、そして何より

日々楽しく過ごせることを願ってケアプランを

作り支援する訳ですが、残念ながら担当する

40数名の利用者さんのうち年に4~5名の方

がご逝去されます。介護の仕事は、命を見つめ

る仕事です。


もうすぐ前期高齢者となる私にとっては、自分

自身の命を見つめることにもつながります。

「人生待ったなし!思いついたら即実行!」

という生き方は、常に自分の命から目をそらす

ことが出来なくなってしまった私の生き様って

ことでしょうかね。


Because, that’s my life !


名も無き親爺が人生を語る

世にも不思議なブログ

武内利之の「ザッツ・ライフ」

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