以前のブログで私は、好きな言葉として
永遠に生きるように夢を見
今日にも死ぬように生きよ
って言葉をご紹介しましたが、言うは易し行う
は難しって言葉ではありますね。自分が永遠に
生きると思う人はいませんし、今日にも死ぬと
思うには、それなりの理由があるからでしょう。
ま、そういう気持ちで今を大切に生きなさいよ
ってことですよね。
ずっと前のブログで、福井の会長さんの話を
しましたね。ご高齢の会長さんが若き日の私に
「武内君、人間、自分の残り時間が解ると、
自分が本当にやりたいことは何かと考えるもん
やで。」と言ってニコッと微笑まれ、1年後に
伺うと、お亡くなりになってました。私は会長
さんのこの言葉を、未だに胸に抱いて生きてる
んです。
介護界に入ると、人の残り時間について、より
リアルに感じるようになりました。ヘルパーの
頃は障がい者の方との出会いが多かったので、
亡くなられる方はあまりいませんでしたが、
山下さんのように残り時間を前向きに生きた方
との出会いがありました。ケアマネになると、
出会う方のほとんどが高齢者です。身体機能の
維持改善、安全で快適な暮らし、そして何より
日々楽しく過ごせることを願ってケアプランを
作り支援する訳ですが、残念ながら担当する
40数名の利用者さんのうち年に4~5名の方
がご逝去されます。介護の仕事は、命を見つめ
る仕事です。
もうすぐ前期高齢者となる私にとっては、自分
自身の命を見つめることにもつながります。
「人生待ったなし!思いついたら即実行!」
という生き方は、常に自分の命から目をそらす
ことが出来なくなってしまった私の生き様って
ことでしょうかね。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
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