2020年11月25日水曜日

木霊

 注文したリガチャーで先に届いたのは

KODAMA2(木霊2)でした。


木霊とは、木に宿る精霊のことで、

山彦と言われるコダマは、

この木霊によるものだという説もあるそうです。


ある楽器店のHPには、こんな説明が。

「コダマモデル」ならではの素早いレスポンスは

そのままに、全体に本革、リードとの接触部分に

は最高級グラナディラ材を使用することで「木」

ならではの温かみのあるサウンドを実現。より

ナチュラルなサウンドをお求めの方にお勧め。


リードに触れる部分に木のプレートがあり、

プレートの左右両側に細い縦長の突起があり、

リードとの接触面をそこだけにしてあります。









吹いてみると、これがなかなかいい!

音抜けと艶と音量に関してはシルバーストーン

や手作りリガチャーに及ばないけど、まろやかさ

に関しては勝っています。それに、私の嫌いな

倍音(キンキン音)が少なめなんです。大ホール

でソロで吹くのでなければ、音量が小さめでも

いいと思います。革のお嫌いな方は、この音抜け

の悪さや音量のなさが、きっと我慢できないんだ

と思います。










「マイベスト更新!」と宣言は出来ないけど、

かなりお気に入りなことは確かです。これまでの

ようにメルカリに出品することは一生涯ないで

しょう。着けた感じも、リガチャーのネジとRC

のロゴがピンクゴールドで統一されてて、何と

まあオシャレだこと!









違うタイプのリガチャーを吹き比べると、リード

との相性の違いに気づきます。音抜けタイプの

リガチャーは柔らかめのリードだとベチャッと

した音になるけど、このリガチャーは柔らかめの

リードでもそこそこまとめてくれます。なので

リードとの相性で使い分けることにしました。







こんな風にリードケースの表に書いときます。

ダイヤモンドメローの硬めのリードに合う方の

マウスピースがD、柔らかめに合う方がD2、

S(Soft)が木霊、H(Hard)がシルバーストーン、

無印が両方、○はバンドの稽古用、◎は本番用、

無印は家での稽古用。ケースの裏面には吹いた

日付を書いておきます。5~6回吹けば、リード

の個性はほぼ解ります。つまり、2つのマウス

ピースと2つのリガチャーを使い分け、バンド

レンV12の3のリードを硬さによって4~6

段階に分類して、どれにも分類できないものは

削り、それでもダメなら没ってことにしました。


それにしても、

貴重なリガチャーと出会えて良かったです!

やっぱり、好奇心や探究心を

失ってはいけませんね!


Because, that’s my life !


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武内利之の「ザッツ・ライフ」


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