2019年7月27日土曜日

35周年旅行~第1弾

私はカミさんと年に2回ほど旅行に行くんで
すね。夏の避暑と秋の紅葉ってパターンが多い
けど、貧乏なのでいつも1泊だけです。でも、
今年は結婚35周年なので、夏、秋とも2泊す
ることにしましたよ。もっとも、カミさんは
友達と海外へ行ったり、私以外の家族と旅行
したりしてますけどね。今回は義母が90歳に
なるので、お祝いを兼ねて、義母や娘夫婦と
一緒に行くことになりました。

行き先は去年と同じ白樺湖。私は白樺湖が好き
でね~、これで5回目かな?でも今回は初めて
ホテルを変えましたよ。カミさんの会社の福利
厚生施設が当たったんです。1泊3万円位し
そうな素敵なホテルなのに、2食付きで何と
6800円!夕食は洋食のフルコース、朝食は
和洋中バイキング。水着で男女共に入れる
プール・ジャグジー・サウナ・寝湯・露天風呂、
男女別の大浴場、無料マッサージチェア数台。
カラオケ、卓球、ボーリング、パターゴルフ、
打ちっぱなし、スカッシュ、ビリヤードと遊戯
施設も充実。緑に囲まれたホテルなので、渡り
廊下でも、露天風呂でも、緑のいい香りがして
心和みます。また、館内で働く職員さんたち、
皆さん笑顔で丁寧な対応をしてくれて、気分
良く過ごせましたよ。
初日は
御射鹿池(みしゃかいけ)
に行きました。
農業用の溜池だそうですが、
東山魁夷さんが
「緑響く」のモチーフにした池で、
水面に周囲の木々が映って、
とっても綺麗でしたよ。
夜にライトアップしたら、
もっと綺麗でしょうね。

翌日はホテルでのんびり。ホテル周辺を散策し
たり、プールに入ったり、お風呂に入ったり、
マッサージチェアで身体をほぐしたり、テレビ
観たり、昼寝したり…。カミさんがスカッシュ
とパターゴルフをやったことないから、やりた
いって言うんでつき合うことに。そしたら火が
ついたのか、ボーリングもやる!卓球もやる!
って止まらなくなりました。気が若いのかな?
貪欲に楽しんでますよ。おかげでこっちは
骨休めどころか、クタクタになりました。夜は
カラオケしたいって言われたけど、それだけは
勘弁してもらいました。私、カラオケ大嫌いな
ので、娘夫婦と行ってもらいましたよ。

最終日は、ニッコウキスゲの丘にリフトで
上って、フクロウ達と1年ぶりのご挨拶。
ニッコウキスゲの開花が例年より1週間遅れ
たそうで、残念でした。

明日は1日、高井戸でケアマネ研修なので、
少し早めの投稿になりました。

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2019年7月19日金曜日

モノトーン


私は絵心はないんですが、中学の美術の時間に
鉛筆で絵を描くのを教わって、
その頃、南沙織さんが大好きで、
家でブロマイド見ながら
鉛筆でこんな風に似顔絵描いて、
我ながら上手く描けたんで、
額に入れて部屋に飾ってたんです。






それ以降、水墨画に興味を持ち、
色彩豊かな絵より
魅力を感じるようになったんです。
大人になっても
子供達の似顔絵描いて飾ったりしてましたよ。


でも、ある日テレビの美術番組で
ポローの風景画とか、





川瀬巴水の版画などを知り、
色彩豊かな作品も
好きになったんですね。








話は変わるけど、クラのアンサンブルの編曲を
してみて、モノトーンの絵を描くようなもんだ
って思ったんですね。でも、絵より難しいって
感じるんですよ。普段、ソフトシンセを使って
色んな楽器の音色を使い、しかも実際には演奏
出来ないような音域やテンポでも勝手に創れ
ちゃうので、ほぼ同じ音色、同じ音域の楽器
ばかり使って曲創るのは難しい訳です。特に
打楽器が使えないのは痛い!メロディー楽器
なら、クラに置き換えやすいんですがね…

12月のクラリネット・アンサンブル演奏会で
「山下さん」って曲を発表させて頂く予定なん
ですが、これは、昨年亡くなられた友人の山下
さんへの追悼の気持ちで創った曲です。音楽を
バックに山下さんの詩をご紹介するMVなん
ですが、その音楽を短くしてクラ用にアレンジ
したんです。その作業が終わったので「さて、
来年に向けてどんな曲を創ろうか…。」って
考え始めたけど、なかなかアイデアが浮かんで
来ないんですね。クラのアンサンブルなら、
初めからクラの曲として創るに越したことは
ないんですが、それがイメージできない…。
哀愁の表現に適したオーボエと比べて、クラは
明るくリズミカルな曲が似合うんですが、今の
私には、そういう曲は描けそうにないです。
それならクラのことを考えず、普段通りの作曲
活動を続ければいいとも思うけど、そういう
衝動すら、今は湧いて来ないんですね。精神的
に落ち着いてるのか、生命力が落ちてるのか
解らないけど、ま、充電期間ってことにしとき
ますか? 自然体で行きますか?

明日から二泊三日で旅行に行くので
早めの投稿になりました。
じゃあ、行ってきます!

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2019年7月14日日曜日

リガチャー

5月5日の演奏会が終わっても、クラリネット
アンサンブルの編曲で忙しく、5月いっぱいは
クラの練習が出来ませんでした。燃え尽き症候
群みたいな感じも、多少あったんですけどね。
6月に入って練習を再開すると同時に、リード
削りも始めました。演奏会が終わって一息つい
たらやろうと思ってたんですよ。

これがクラリネットで、
一番上のとこがマウスピース。
リードって言う
竹べらみたいなのを
マウスピースに着けて
音を出します。
写真の一番左にある
黄色いのがリードで、
それを右から二番目の
マウスピースに着けて
音を出すんですが、その時、
一番右のリガチャーって器具で
締め付けるんです。






リードは10本入で3000円ぐらいするんです。
なのに良い音が出るのは、そのうち3~4本。
他のは練習用に使うか、練習にも使えないよう
なのは捨てちゃうしかないんですね。でも、
柔らかすぎるのは専用のカッターで切ったり、
硬すぎるのはヤスリで削ったりして、良い音が
出るようになれば、ロスはぐっと減って経済的
な訳です。学生の頃には上手く出来なかった
けど、また挑戦してみようって思ったんです。
鳴るリードを光にかざして、どんな風に削れて
るのかを確認し、鳴らないリードをそれと同じ
になるように削ってみました。そしたら、何と
何と、鳴るようになるじゃあ~りませんか!
びっくりです!本番に使えるほどかどうかは
解らないけど、練習用には御の字です!

リガチャーは金属製、
革製、色々あり、
それによって音色が
変わるらしいので、
クランポンの金属製のを
バンドレンのマウスピースに着け替え、
バンドレンの革製のをクランポンの
マウスピースに着け替えてみたんです。
そしたら、何と何と、塩梅いいんですよ!
金属製はクリアで広がりのある音、
革製はまろやかで深みのある音になる
ってことが解ったんです。
ってことは、私は
クリアで広がりのあるマウスピースと
リガチャーの組み合わせと、
まろやかで深みのあるマウスピースと
リガチャーの組み合わせで
使ってたってことになるので、
クランポンの方はやけに明るく、
バンドレンの方はやけに控え目な
音になってたって訳です。
リガチャーを入れ替えることで、
どちらもバランスの取れた
良い音が出るようになりましたよ!

ところで、リガチャーって可愛くありません?
下手するとコレクターになっちゃうかもね…















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2019年7月7日日曜日

心の自由

介護の仕事を始めると、介護の本質は尊厳の
確保であり、ご利用者様本意であり、自立支援
であり、身体機能だけでなく生活の質の向上も
目指すのだと教わります。ヘルパーが行う支援
内容を規定した「老計第10号」ってのがあり、
課題分析の為のアセスメント23項目ってのも
ありますが、それらのどこを探しても見当たら
ないのが「心」なんですね。これは38年間「心」
の世界で生きて来た私にとって大きな驚きで
したよ。人は心で感じ、心で動くもので、演劇
はその心を動かす試みだからです。

私は50歳で煙草を止めましたが、節目の年を
迎えて命が惜しくなり、節制してもう50年
生きてみようと思ったからです。その後、食事
や運動にも気をつけるようになり、自称健康
オタクになりました。ケアマネさんに長期・
短期目標を言わされた訳じゃありません。ふと
心で思っただけです。その「ふと」のせいで
長生きするかも知れませんし、他人様に生活の
質をご心配頂かなくても済むかも知れません。

「意欲の向上」とか「意欲の引き出し」なんて
言葉も見かけるけど、介護度を上げさせないた
めに、そこまで上から目線にならなきゃいけま
せんかね。意欲が出ようが出まいが、それこそ
ご利用者様本位じゃありませんか。かく言う私
とて、いつか「ふと」無気力になっちゃうかも
知れないけど、そんときゃケアマネさん率いる
チームが意欲引き出して下さるんでしょうか。

仮に利用者さんに「幸せに暮らしたい。」って
言われて、その通りプランに書こうもんなら
「幸せってナニ?何m歩けるようになるとか、
具体的に書きなさい。」ってなっちゃう。そう
じゃなきゃ生活の質は向上しないようですよ。

私が出会う方は、難病や障がいを持った方、
改善の見込めない高齢者、会う度に「早くお迎
えが来てほしい。」とおっしゃる方など、様々
おられます。それでも生きてる限りは、誰でも
幸せになる権利があるというのが私の持論で、
その決め手になるのが心だと思ってるんです。
心の自由こそが最大の強みじゃないですか!

私の心と利用者さんの心が、ほんのちょっと
でも触れ合える瞬間があれば、ひょっとしたら
私の心が動くかも知れない、
利用者さんの心が動くかも知れない、
互いの心が動くかも知れない、
何か予期せぬことが生まれるかも知れない、
ちょっぴり、幸せ感じられるかも知れない…
なんてね、これまでも、これからも、
そんな気持ちで
出会いを重ねて行きたいと思ってるんですよ。

Because, that’s my life !

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