2019年7月14日日曜日

リガチャー

5月5日の演奏会が終わっても、クラリネット
アンサンブルの編曲で忙しく、5月いっぱいは
クラの練習が出来ませんでした。燃え尽き症候
群みたいな感じも、多少あったんですけどね。
6月に入って練習を再開すると同時に、リード
削りも始めました。演奏会が終わって一息つい
たらやろうと思ってたんですよ。

これがクラリネットで、
一番上のとこがマウスピース。
リードって言う
竹べらみたいなのを
マウスピースに着けて
音を出します。
写真の一番左にある
黄色いのがリードで、
それを右から二番目の
マウスピースに着けて
音を出すんですが、その時、
一番右のリガチャーって器具で
締め付けるんです。






リードは10本入で3000円ぐらいするんです。
なのに良い音が出るのは、そのうち3~4本。
他のは練習用に使うか、練習にも使えないよう
なのは捨てちゃうしかないんですね。でも、
柔らかすぎるのは専用のカッターで切ったり、
硬すぎるのはヤスリで削ったりして、良い音が
出るようになれば、ロスはぐっと減って経済的
な訳です。学生の頃には上手く出来なかった
けど、また挑戦してみようって思ったんです。
鳴るリードを光にかざして、どんな風に削れて
るのかを確認し、鳴らないリードをそれと同じ
になるように削ってみました。そしたら、何と
何と、鳴るようになるじゃあ~りませんか!
びっくりです!本番に使えるほどかどうかは
解らないけど、練習用には御の字です!

リガチャーは金属製、
革製、色々あり、
それによって音色が
変わるらしいので、
クランポンの金属製のを
バンドレンのマウスピースに着け替え、
バンドレンの革製のをクランポンの
マウスピースに着け替えてみたんです。
そしたら、何と何と、塩梅いいんですよ!
金属製はクリアで広がりのある音、
革製はまろやかで深みのある音になる
ってことが解ったんです。
ってことは、私は
クリアで広がりのあるマウスピースと
リガチャーの組み合わせと、
まろやかで深みのあるマウスピースと
リガチャーの組み合わせで
使ってたってことになるので、
クランポンの方はやけに明るく、
バンドレンの方はやけに控え目な
音になってたって訳です。
リガチャーを入れ替えることで、
どちらもバランスの取れた
良い音が出るようになりましたよ!

ところで、リガチャーって可愛くありません?
下手するとコレクターになっちゃうかもね…















名も無き親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

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