2019年7月19日金曜日

モノトーン


私は絵心はないんですが、中学の美術の時間に
鉛筆で絵を描くのを教わって、
その頃、南沙織さんが大好きで、
家でブロマイド見ながら
鉛筆でこんな風に似顔絵描いて、
我ながら上手く描けたんで、
額に入れて部屋に飾ってたんです。






それ以降、水墨画に興味を持ち、
色彩豊かな絵より
魅力を感じるようになったんです。
大人になっても
子供達の似顔絵描いて飾ったりしてましたよ。


でも、ある日テレビの美術番組で
ポローの風景画とか、





川瀬巴水の版画などを知り、
色彩豊かな作品も
好きになったんですね。








話は変わるけど、クラのアンサンブルの編曲を
してみて、モノトーンの絵を描くようなもんだ
って思ったんですね。でも、絵より難しいって
感じるんですよ。普段、ソフトシンセを使って
色んな楽器の音色を使い、しかも実際には演奏
出来ないような音域やテンポでも勝手に創れ
ちゃうので、ほぼ同じ音色、同じ音域の楽器
ばかり使って曲創るのは難しい訳です。特に
打楽器が使えないのは痛い!メロディー楽器
なら、クラに置き換えやすいんですがね…

12月のクラリネット・アンサンブル演奏会で
「山下さん」って曲を発表させて頂く予定なん
ですが、これは、昨年亡くなられた友人の山下
さんへの追悼の気持ちで創った曲です。音楽を
バックに山下さんの詩をご紹介するMVなん
ですが、その音楽を短くしてクラ用にアレンジ
したんです。その作業が終わったので「さて、
来年に向けてどんな曲を創ろうか…。」って
考え始めたけど、なかなかアイデアが浮かんで
来ないんですね。クラのアンサンブルなら、
初めからクラの曲として創るに越したことは
ないんですが、それがイメージできない…。
哀愁の表現に適したオーボエと比べて、クラは
明るくリズミカルな曲が似合うんですが、今の
私には、そういう曲は描けそうにないです。
それならクラのことを考えず、普段通りの作曲
活動を続ければいいとも思うけど、そういう
衝動すら、今は湧いて来ないんですね。精神的
に落ち着いてるのか、生命力が落ちてるのか
解らないけど、ま、充電期間ってことにしとき
ますか? 自然体で行きますか?

明日から二泊三日で旅行に行くので
早めの投稿になりました。
じゃあ、行ってきます!

名も無き親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

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