明日も朝イチでバンドの練習なので、
ちょっと早めの投稿です。
去年の今頃、私はケアマネ研修を受けるため、
満員電車に揺られて新宿まで通っていました。
61歳の私が介護経験わずか5年で合格できた
のは奇跡みたいですが、努力せずに合格した訳
ではありません。記憶力が著しく衰えているに
違いないので、介護福祉士の試験翌日から1年
10ヵ月、みっちり勉強して臨んだんです。
(仕事が多忙で途中2ヵ月程ストップしたけど)
「20歳の人の3倍努力しないと受からない。」
最初からそう思っていたので、やるだけのことは
やったつもりです。
それでも
結果発表までの1ヵ月半は鬱っぽかった!
https://www.youtube.com/watch?v=m92x4u6K5_g&index=2&list=PLOo8BjA8QqVYaH_3rIx-VKtyJYT_97CLO&t=0s
※自分も世の中も閉塞感に満ちている中、
憂鬱な気分を表現した曲です。
あれから1年、今は楽器と格闘しています。
「高校生当時の技術を取り戻し更に進化する」
を目標に始めたものの、覚えの悪さに閉口して
います。指使いの難しいフレーズは若い頃でも
繰り返し練習が必要でしたが、やればやっただけ
身についたものです。今はどうですか、毎日毎日
やれどもやれども、身について行きませんよ。
そう言えば50歳位でしたか、ミュージカルの
プロデューサーをしてた頃、男優が骨折して急遽
3日間の稽古で代役をしたんですが、セリフ覚え
の良かったはずの自分が、なかなか覚えられず
閉口したのを思い出します。その頃既に、役者
やめて20年が過ぎようとしてましたしね。
ついこの前クラを吹き始めた時「あと20年、
82歳になるまで吹きたい。」なんて言った
けど、こりゃ茨の道ですよ。毎晩、仕事を終えて
帰宅したら、寝るまで吹いてなきゃみんなに
ついて行けないんじゃないでしょうか。
ちょっと鬱っぽくなっちゃった…
周りがみな自分より上手だと、演奏しててとても
気分がいい反面「何糞っ!」って思っちゃう。
若い頃の負けん気が出て、追いつけ追い越せって
気持ちになっちゃうんですよ。それが励みになる
程度ならいいんですが、プレッシャーになると、
せっかくの趣味なのに、楽しめなくなっちゃい
ますよね。結果を考えずにベストを尽くすこと
だけ考えて、やって行くしかないですよね。
仕事でも、小さなミスや物忘れがある度に
歳のせいだと思ってしまいます。軽度認知症、
あるいは若年性アルツハイマーではないかと
いう不安がよぎります。1日中、何か忘れてる
んじゃないか、何かミスってるんじゃないかと
ビクビク怯えながら生きてます。若い頃は何を
しても人並み以上に出来るという根拠のない
自信がありましたが、今はその逆です。何を
しても人並み以下じゃないのか?
老いとの戦い、それは私にとって不満、不安、
鬱との戦いでもあります。若い人が物忘れしたり
ミスったりしたとこを見ると、ちょっとホッと
したりするんですけどね(笑)
Because, that’s my life !
名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
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