先日、日野原重明さんが
105年間の生涯を終えられました。
誰かのために時間を費やすことで
自らの命の価値を見出し、
医師として生涯現役を貫いた方です。
「人間の夢見る幸福というのは、
往々にして貧乏するとか、
仕事に失敗するとか、
あるいは病気にかかるということによって
一瞬にして不幸に変わってしまうような、
儚いものである。
病のなかにも心の幸福を得るためには、
どうしたらよいかということを、
考えなくてはならない。」
医師は怪我や病気を治して
あるいは疼痛を緩和して
あるいは延命治療を施して
その対価を得る職業ですが、
患者さんの心の幸福について
心痛めておられたんですね。
それは医師という職業人とは別の
1人の人間としての命の使い方だったんだと
私は感じます。
私は利用者さんをケアして
その対価を得る職業をしていますが、
介護者という職業人とは別の
1人の人間としての命の使い方を考えて
生きて行きたいと思っています。
そして、できれば日野原さんのように
生涯現役で働きたいと思っています。
「歳をとるのは楽しい冒険だ。」
とおっしゃった日野原さん。
凄いな~って思います。
私もポジティヴな方だと思ってますが、
なかなかそうは言えませんね~
生涯現役で、未知なるものを求めて
生きて行きたいと自分を叱咤するものの、
「やるっきゃないさ。」ってのが本音ですよ。
名も無き親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
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