今日は、久々に政治の話をします。
政界の劣化が目に余るからです。
「支持政党なし」の国民が65%などどいうのは
異常な事態ですよね。
政界の劣化は国民の劣化と言われぬよう、
私は問題提起したいです。
補完勢力という言葉をSNSでよく目にします。
是々非々で対応する政治家や政治勢力を
野党支持者が揶揄してそう呼んでいるようです。
「一歩下がって全体を眺めてごらんよ!」って
私は言ってみたいですね。「最強の補完勢力は、
あなた方の背後にいるかも知れないよ!」って。
政権を担う意思がなく、
批判ばかりで対案を示さず、
「政権打倒」を叫んで有権者をたぶらかし、
批判票を頂いて現状維持や微増をもくろむ人々、
いわゆる万年野党の人々は是々非々どころか
何一つ政策を実現することなく、
政治家業を生業とし続けます。
「公約し、負託を受け、実現する。」という
政治家として基本的な志さえない人々を、
政治家だと思い込んではいないでしょうか?
「健全野党」などと言う人を食ったような人々に
願いを託したりしていないでしょうか?
そんなものを信じても
何一つ望みは叶いませんね。
この5年間の政治を見ていれば一目瞭然です。
政権交代可能な二大政党制
と言われて久しいですが、
2つの政党が、国民の選択肢たる政策を提示し
国民の付託を得たほうが政策を実現する、
そんな世の中には
なかなかなってくれないようですね。
選挙が近づくと、マスコミでも、SNSでも、
「選挙に行きましょう!」と呼びかけています。
私もこれまで、いかに選択肢がなかろうと
比較法や消去法で投票するようにしてきました。
でも最近は、白票を投ずることもあります。
選挙は選ばされるのではなく、選ぶものであり、
選ぶものがないのなら、その通りに
意思表示をすべきだと悟ったからです。
選択肢がないのに、しぶしぶ投票すると
それは積極的に投票した1票と何ら変わらない
1票になってしまいます。そういう票が、
実はたいして支持されてもいない議員を
当選させ、支持されたと勘違いさせ、
ひいては政治の劣化につながって行くんです。
一方で、落選運動というものもあり、
気持ちが解らないわけではありませんが、
じゃあ代わりに当選した人が
もっと酷い人だったらどうする?って考えると、
その無責任さに賛同することは出来ないんです。
白票が増え、話題になり、有権者のメッセージが
政治家達に伝われば幸いですが、
たとえ伝わらなくても、自分の意思を
より正確に表示する方法が白票であるなら、
その方法を選ぶのが有権者として
最も真摯な態度なのかなって思う
今日この頃です。
名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
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