2016年7月17日日曜日

サウンド・オブ・ミュージック Part1

数々の名作ミュージカルを共に手掛けてきた
ロジャース(作曲家)とハマースタイン二世
(作詞家)の名コンビが1959年11月に
ブロードウエイで初演、1965年に映画化され
世界的に大ヒットしました。アカデミー賞で
作品賞・監督賞・編集賞・編曲賞・録音賞の
5部門を獲得し、ロジャース&ハマースタイン
二世の最後の作品となりました。マイ・フェア・
レディのイライザ役で好評を博したにも関わらず
映画化の際に主役をオードリー・ヘップバーンに
奪われたジュリー・アンドリュースが、この作品
では舞台から映画へと1人で主役を勤めました。

【あらすじ】

オーストリアのザルツブルク。1938年のドイツ
によるオーストリア併合及び第二次世界大戦の
前夜。映画の冒頭にマリアが山々に囲まれた緑の
大地で歌う。≪サウンド・オブ・ミュージック≫
https://www.youtube.com/watch?v=v5ourwwvAX4

マリアは修道女見習い。お転婆で周囲の修道女に
からかわれていた。≪マリア≫ 
※途中、アカペラで短いソロを歌う修道女がマーニ
・ニクソンさん。West Side StoryやMy Fair Ladyで
主役の歌の吹き替えをした方です。
https://www.youtube.com/watch?v=yYvyh3IIdDk

ある日マリアは、修道院長からトラップ家の家庭
教師になるように勧められ、トラップ邸へ向かう。
≪自信を持って≫
https://www.youtube.com/watch?v=pfF6lLEByZc

トラップ大佐は海軍の退役軍人で、数年前に妻を
亡くして以来、子ども達の家庭教師がみな長続き
せず困っていた。子ども達を軍隊のように厳しく
しつけているが、子ども達はいたって快活。早速
カエルをマリアのポケットに入れて悪戯する。
夕食の時、やはり子ども達の悪戯で席に置かれた
松笠に気づかずに座ったマリアは悲鳴をあげる。
https://www.youtube.com/watch?v=LJTRZI2HThU

やがて大佐に電報が届き、翌日からウィーンに
出かけることになる。長女リーズルは電報配達の
ロルフと密かな恋仲で、夕食の途中でこっそり
抜け出し密会する。2人は互いの愛を確かめ合い、
甘いひとときを過ごす。≪もうすぐ17才≫
https://www.youtube.com/watch?v=hwK_WOXjfc0

だが、時間が過ぎて閉門の時刻を忘れてしまい
家から締め出されたリーズルは、マリアの部屋の
窓からそっと入った。雷鳴が轟き、怖がる兄弟達
も次々にマリアの部屋に集まって来た。マリアは、
「哀しい時には、楽しいことを考えましょう!」
と教える。≪私のお気に入り≫
https://www.youtube.com/watch?v=0IagRZBvLtw

マリアは軍服のような子ども達の服を可哀想に
思い、部屋のカーテンで遊び着を作り、山に遠足
に出かける。子ども達が悪戯をするのは大佐の
気を引きたいからだと聞かされたマリアは、歌を
歌って気を引くことを提案するが、母を亡くして
からは家で音楽を奏でることがなかったため、
皆が知っている歌がひとつもないと聞いて驚く。
そこでマリアは子ども達に歌の基礎、ドレミの
音階から教える。≪ドレミの歌≫
https://www.youtube.com/watch?v=PEodUg43Zpo
https://www.youtube.com/watch?v=jITsImZdlMQ

マリアと子ども達が川遊びをしているところに、
大佐が婚約者と友人を連れて戻る。奇妙な遊び着
を見て激昂する大佐に、マリアは「子ども達に目
を向けて欲しい、寂しさに応えてあげて欲しい。」
と必死で訴える。取りつく島もなく大佐はマリア
に解雇を言い渡すが、子ども達のコーラスの声に
吸い寄せられ、自らも長い間忘れていた歌を歌う
≪サウンド・オブ・ミュージック≫
https://www.youtube.com/watch?v=VW1KsVvRVmI
https://www.youtube.com/watch?v=HVSJubATOTw
https://www.youtube.com/watch?v=KAKfYwVvdR4

大佐は自分の教育方針の誤りを認め、マリアに家
庭教師として留まるよう依頼する。マリアと子ど
も達は父の婚約者と友人のための歓迎会を開く。
人形劇や歌の素晴らしさに大人達は大喜びする。
≪ひとりぼっちの羊飼い≫
https://www.youtube.com/watch?v=CaD9Ozdthg8&list=RDCaD9Ozdthg8#t=0

友人は子ども達を合唱団として売り込もうと提案
するが大佐は一笑に付す。そこでマリアは大佐に
「次はあなたの番」とギターを差し出す。大佐は
照れて拒むが、子ども達にせがまれてギターを
受け取り、昔を懐かしむように情感をこめて歌う。
≪エーデルワイス≫
https://www.youtube.com/watch?v=mMuTDdWXbNo&list=RDPEodUg43Zpo&index=6

婚約者の提案でトラップ邸で舞踏会が開かれた。
参加者はみなダンスを踊り、テラスではマリアと
子ども達がワルツを踊った。やがてオーストリア
の民族舞踊の曲に変わり、大佐とマリアは一緒に
踊り出した。二人の目が合うと、互いに愛が生ま
れつつあることに気づくのだった。
https://www.youtube.com/watch?v=qUfWRBGQkz0

子ども達は寝る時間、出席者への別れの挨拶を、
歌で表す。≪さようなら、ごきげんよう≫
https://www.youtube.com/watch?v=Qy9_lfjQopU&list=RDPEodUg43Zpo&index=3

地元の指導者が、オーストリア国旗を降ろして
ドイツ国旗に変えるよう大佐に忠告するが、大佐
は逆に彼を非難する。一方、友人はマリアが食事
に出席するよう提案し、大佐も了承する。着替え
のために2階に上がったマリアに婚約者が、大佐
がマリアに気があるのではないかと伝える。大佐
とマリアが互いに惹かれあっていると感じ、二人
の仲が進むのを危惧していたのだ。大佐の気持ち
を本気にするなと言う婚約者の言葉に、これ以上
トラップ邸にいられないと思ったマリアは、置き
手紙をしてそっと修道院に戻る。(第1部終了)

See you tomorrow

名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

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