2016年4月25日月曜日

やじろべい

ホセ・ヒムカさん
元ウルグアイ大統領



「貧しい人とは、
  物を持たぬ人ではなく、
  満足することのない
  無限の欲を持つ人のことだ。」

私は若い頃『やじろべえ理論』
というものを考え実践しました。
決して満足せず、欲の尽きない人は、
いつまでも幸福感を得られない。
欲がなく、行動も起こさず、
進歩もない人生もつまらない。
それは満足ではなく、諦めだ。
満足と不満足が『やじろべえ』
のようにバランスを保ち、幸福を
感じつつも、より良き明日を求めて
前進する生き方が理想だ。
20代前半の私はそう考え、
未だにその生き方を変えていません。

私は物を持つことだけが幸福だとは
思っていませんが、持たないことが
幸福だとも思っていません。
常に自分の目の前にハードルを置き、
それを乗り越えようとすることが
生きる活力となり、生きる証でもある
と信じ、それは死ぬまで変わらないと
思っています。

歳とともに何かにつけ悲観的になり、
ややもすると鬱になる危険性を感じ
ながら生きている私にとって、
やじろべいのバランスを保つのは
難しいことです。将来不安を
跳ね除ける為に、どんどん行動する!
行動することで心の安定を得る!
ひょっとしたら、今の私には
満足することのない無限の欲を持つ
必要があるのかも知れません。

Because, that’s my life !

武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・木の朝に更新。

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