私が30歳の時に、長男が生まれました。
結婚後3年間に妻は二度流産し、3人目の子が
帝王切開により未熟児で生まれました。なので、
私は保育器の中で必死に呼吸をしている小さな
命と始めて対面したんです。
「これからは、この子のための人生だ。」
何故か、ポンとそう思ったんです。
これまで自分は、自分の好きなように生きて
来た。もう充分だ。ここからは、この子の父親
としての役目を果たそうって。
その頃の私は、舞台俳優をしていました。本番
のある日はギャラをもらえるけど、本番がなけ
ればもらえない、日雇い労働者のような立場で
した。だからアルバイトしなきゃ食べて行けな
かったし、とても子育てができるような甲斐性
はありませんでした。なので俳優をリタイアし、
営業兼プロデューサーとして月給で働くことに
しました。何の戸惑いもなかったし、未だに
その時の決断を後悔したことはありません。
その3年後に長女が生まれ、56歳で介護界に
入るまで、演劇という斜陽産業に従事しながら、
何とか2人の子どもを育てることができました。
2月に2人の新人ケアマネさんが入社してくれ
た時、何故か長男と対面した時と同じように
ポンと思ったんです。これからは、この人達の
ための人生だって。無事に主任ケアマネの資格
を取得するまで、父親役を勤めようと思います。
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名も無き親爺が人生を語る
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武内利之の「ザッツ・ライフ」