「我が巨人軍は永久に不滅です。」
という言葉を残し引退した長嶋茂雄さん。
私が18歳の時でしたが、ピッチャーマウンド
に立ってスピーチする引退セレモニーなんて
見たことなかったし、ハンカチで涙を拭き拭き
外野の方まで一周して挨拶をするなんてこと、
想像もできなかったので、まさに『記憶の人』
の締めくくりに相応しい演出だったと、今に
なれば思います。
先日、高校の統廃合や演劇学校の廃校の話を
して、ふと思い浮かんだのが長嶋さんの、あの
引退セレモニーでした。
何事にも終わりがある。
私たちの人生もいずれ終わるし、
地球も、太陽も、いずれは終わる。
いくら逆らっても逆らい切れない現実です。
永久に不滅と思うのは、その時の情緒を表現し
ているに過ぎず、そういうロマンに酔うことで、
人は悲しい現実を受け入れながら、限りある
命を精一杯生きるってことなんでしょう。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
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武内利之の「ザッツ・ライフ」
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