2021年12月18日土曜日

カッコイイ?

感受性って、歳とともに変わりますでしょ?

同じ物を見たり聞いたりしても感じ方が違う。

自分がどうでありたいかってのも、違って来る。

カッコイイって言葉に対する感じ方も、私、

若い頃とは違って来たような気がするんですよ。


サックス奏者YouTuberが「この曲カッコイイ」

って言ってるの聞いて、そう言えば一昨年の

アンサンブル発表会の時、クラの仲間が「この曲

カッコイイ」って言ったのを思い出したんです。


でね、「そうか~、カッコイイのか~」って私、

しばし考えちゃったんですね。10代~20代の頃

なら、その言葉に価値があったんだろうなって。

カッコイイ人、カッコイイ服、カッコイイ仕草、

などなど、カッコイイものに憧れ、模倣してたん

ですよね。


今は、その言葉に全く興味が湧きません。憧れも

しなければ模倣もしない。その言葉自体に価値を

見い出せません。だから「これはカッコイイ曲」

って感じたことないし、カッコいい音楽を奏でた

いと思いません。自分自身、カッコ良くなりたい

と思わないし、そう言われたいとも思いません。

「人生にもう遅いはない」とおっしゃった三浦

雄一郎さんを、以前の私ならカッコイイって

表現したかも知れないけど、今はそういう軽い

言葉では表現できないですね。素晴らしいとし

か言いようがないです。


素敵って言われると、ちょっと嬉しいかもね。


今の私が音楽を聴いて「いいな」って思う時は、

癒やし、共感、うっとり、ウキウキ、ワクワク、

そして感動です。だから私も、そういうものを

感じて頂けるような作品を創ろうとしてるんだ

と思います。私の場合は演奏が下手っぴで、音楽

だけでは説得力がないので、画像や言葉による

メッセージ性も含めてお届けできればと思って

ます。むしろ下手っぴを武器にして、笑って

もらったり、共感してもらったり、勇気出して

もらったりして、私の作品との出会いによって

何かしら生まれてくれたらなって思ってます。


Because, that’s my life !


名も無き親爺が人生を語る

世にも不思議なブログ

武内利之の「ザッツ・ライフ」


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