2021年5月2日日曜日

透明感

 まろやかな音色を求めて2年半、バレルやベルや

たくさんのマウスピースやリガチャーを試して

来ましたが、演奏動画の自分の音色を聴いてみて、

もうこれ以上まろやかさを追求することもないの

かなって思い始めた途端に、今度は透明感が気に

なり始めましたよ。第1神のKohan様は優しさ、

第2神のJose様はまろやかさ、第3神のSergio様

は、そう透明感!そして第4神のMartin様は表現、

第5神のNicolas様は技術。そして、現実的に

私が近づいて行けそうなのは第3神のSergio様

なんじゃないかって予感がしてたんですよね。


音質としては、クランポンやセルマーなどの

フランスの老舗メーカー的な音で、いかにも

管が鳴ってますって感じではあるんだけど、

限りなくまろやかで、何より不純物がない。

超有名なプロ奏者でも、高音域がキャーキャー

言ったり、低音域をバリバリ鳴らし過ぎたり、

全体的にキューキューとかギューギューとか、

純粋なクラの音以外の余計な音が聞こえて来る

場合が多いんですよ。私はそれが嫌なんです。


Backun奏者の皆さんの音にはそれがなく、私が

いつも言ってるようにクラ音だけ濾過して固め

たみたいな音なんですね。でも、それって確かに

まろやかなんだけど、ほんとに固めちゃったね

みたいな感じもして、もうちょっとフワッと

広がる感じもいいんじゃない?って気もする訳

です。それが、私の言う透明感です。管全体が

良く響いてて、まろやかで、不純物がなく、

フワッと広がる、実に心地いい音です。




こういう音、こういう演奏を

目指したいです!!!


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武内利之の「ザッツ・ライフ」



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