クラのメーカーは、楽器を魅力的に見せるための
工夫をしてますよね。でも「何で?」って思う
こともあるんですよ。
例えばクラの老舗 Buffet Crampon
ベルにリングが付いてた方がいいのか悪いのか
どっちなんじゃい!?ってことです。
スチューデントモデルで一番低価格のE11には
ベルリングが付いてて、その上のE12Fには
ベルリングが付いてないんですね。で、付いて
ないから「低音域から高音域までスムーズに
移行できる」んだそうです。でも、このE12F
以外だと、DIVINE,LEGENDE,TOSCAという最上位
の3機種がリングなしなので、いかにも付いて
ないことが、上質で高価なものっていうイメージ
になってるんですね。だから、スチューデント
モデルを買おうとしてる人で、お金に余裕のある
人にはE11より6万円高いE12Fを買わせるため
の戦略だって気がする訳です。だって、その他の
機種にはぜ~んぶリングが付いてるんですよ。
付いてる機種の方が断然多いんですよ。じゃあ
何ですか?付いてる機種は低音域から高音域
までスムーズに移行できないんですか?
これはYAMAHAにも言えることで、最上位の
2機種だけ付いてないんですよ。何かクランポン
のイメージ戦略に便乗してるみたいな匂い
プンプンしません?
Backunの場合はバレルです。
バレルの形状がふっくらしてるのは、私が愛用
してるMobaと1つ下のランクのFatboyだけ。
他のバレルは普通にほっそりしてるんですよ。
Mobaより上の最上位2機種もね。ふっくらして
るから豊かな音が出るってんなら、何故みんな
ふっくらさせないんですか?
メーカーのイメージ戦略、欺瞞に満ちてません?
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武内利之の「ザッツ・ライフ」
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