2020年10月1日木曜日

吹き比べ動画

クラの吹き比べ動画って、幾つか見つけることが
できるんですけど、これほどのご馳走は初めて
観ましたよ。Part1ではスチューデント~初心者
向けの楽器、Part2では上級者~プロの楽器を
紹介してて、価格帯別に各メーカーの楽器を吹き
比べてます。今日は、Part2をご紹介しますね。

https://www.youtube.com/watch?v=kG8B0x-3iDQ&t=6s

この動画、YAMAHAから吹き始めて最後はSELMER
を大絶賛して終わるというパターンで、かなり
作為的な感じはしますが、この先生がSELMERの
ファンなんでしょうね、仕方ありません。

動画だと音の違いが解りにくいですが、吹いてる
本人や、隣で聴いてる人には解るんでしょうね。
なので、動画を観てる我々にも良く解ってしまう
違いってのは、かなりの違いだと思っていいんだ
と思いますよ。

【40万円台後半~50万円台】

はれやか系はYAMAHAのCS系、CramponのR13系。
まろやか系はYAMAHAのSE系、CramponのRC系。
それが絵に描いたように解りますね。とくにR13
を吹いたとたん、スコーンと音が抜け、ハッキリ
クッキリした音が出るのが印象的です。そして
やっぱRCはまろやかだなって思わされます。
SELMERのPresenceをベタ褒めしてますが、私の
耳には身びいきでなくRCが一番好ましく聞こえ
ましたよ。音抜けと迫力においてはPresenceが
勝ってましたけどね。先生の吹くテンションも
かなり高かったような感じでしたけどね。

この機種群での買いは、ずばりRC!

【60万円台~80万円台】

やっぱりYAMAHAは均一性が売りですね!均一性
ってことは、全ての音が良く鳴るってことで、
これは大きな魅力です。第3の内径のTradition
いいですね!太くまろやかな響きに聴こえます。
でも名前が良くありません。伝統だなんて…ね。
Festivalは音抜けの良さ、力強さで、派手好み
の方にはモテモテの楽器でしょうね。それに比べ
Prestigeには特徴が感じられません。Signature
は以外にしっとりとまとまった感じで、Recital
は想像したほど太くまろやかな感じはしません
でした。

この機種群での買いは、ずばりTradition!

【80万円以上、100万円以上】

この機種群の音を聴くと「高けりゃいいってもん
じゃないな。」って思います。ちょうど1年前、
あちこちで試奏してた時のTOSCAの印象は確か
「スッと息が入り、滑らかで透明感のある音。」
でも、私が求めていた音の豊かさは感じられな
かった。その時の印象は間違ってなかったと、
この動画を観て改めて感じましたし、これなら
Festivalの方がいいと思いました。第3の内径
のLegendeも格下のTraditionの方がいい。DVINE
を吹いた後の先生のコメントなんか、何とも言い
ようがないけど何か言わなきゃって感じで、適当
なこと言ってる感ありありですもんね。

この機種群での買いは、ずばり、無し!

CramponとSELMERは全ての上位機種が紹介され
てるのに、YAMAHAの最上位機種SE-Artist Model
だけが紹介されてないんです。信じられないよう
な印象操作です!!!実はYAMAHA SE-Artist
Modelは80万円(税抜)なのに対し、SELMERの
Privilegeは79万円(税抜)で、Cramponの
FestivalやPreitigeと同格なので、ホントは
Artist-Modelを最上位の機種群で、Privilegeを
1つ格下の機種群で紹介すべきなんですが、そこ
がやはりSELMERびいきの動画ってことなのかも
知れません。

それと何より、Backunがないことが不満です!
この楽器屋さんで売ってないからでしょうね!

土曜の午後に試奏を予約してあるので、
実際に体感してきますよ!

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