皆さんは、
老年期うつ病という言葉をご存知ですか?
それにはピンとこなくても、
燃え尽き症候群ならピンとくるかも知れませね。
燃え尽き症候群は
若い方にもありがちなことですが、
老年期うつ病は、
人生の終盤で仕事や社会的立場から退いたり、
連れ合いと死別したりして、
急に生きる気力を失ってしまうことを言います。
そうなりかけている方、
あるいは、なってしまった方のために、
訪問介護ヘルパーの仕事に
「意欲・関心の引き出し」というのがあります。
資格取得の際の研修で
ノウハウを学べる類のものではないので、
個々のヘルパーのパーソナリティーに
頼るところ大ではあります。
ただし、うつ病になった人の気持ちは
なった人にしか解らないのですから、
なかなか難しい仕事でもあります。
私は未だ61歳の若さで現役で働き、
妻も元気でいてくれて、
うつ病どころではないんですが、
張り詰めていたものが弾けポッカリ空いた穴を
未だに埋め切れずにいます。
燃え尽き症候群と老年期うつ病が
混在したような、妙な心地で過ごす毎日です。
長年、演劇という仕事を通じて
他人様を励ますことばかりやってきて、
自分自身を励ます訓練を
怠っていたのかも知れません。
今後も、介護という仕事を通じて
他人様を励ますことばかりで、
自分自身を励ますことが
苦手になってしまうかも知れません。
皆さんは、自分自身を励ます訓練、
されていますか?
大事なことかも知れませんよ。
名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
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