2017年8月13日日曜日

ケ・セラ・セラ

「私の小さな時 ママに聞きました
 美しい娘に なれるでしょうか
 ケ・セラ・セラ なるようになるわ
 先のことなど 解らない 解らない
 大人になってから あの人に聞きました
 毎日が幸せに なれるでしょうか
 ケ・セラ・セラ なるようになるさ
 先のことなど 解らない 解らない
 子どもができたら そのベビーが聞きます
 美しい娘に なれるでしょうか
 ケ・セラ・セラ なるようになるわ
 先のことなど 解らない 解らない」

今年4月に
ペギー葉山さんがお亡くなりになりました。
「ドレミの歌」「南国土佐を後にして」
「学生時代」などの歌でお馴染みでしたね。
抜群の歌唱力で、
ファンの方も多かったのではないでしょうか。
そんなペギーさんのヒット曲の中に
「ケ・セラ・セラ」という歌があります。
1956年公開のA・ヒッチコック監督による
映画「知りすぎた男」の挿入歌で、
主演のドリス・デイさんが歌っておられます。
その日本語版をペギーさんが歌われたんです。

1956年と言えば、私の生まれた年。
私の母は当時24歳で私を産んでくれました。
そんな母も今は84歳。要介護3で認知症。
毎日のように、介護のお世話になっています。
毎日のように
「お兄ちゃん、今日は何日何曜日?」と
電話がかかって来ます。

母は私が子どもの頃
私が何かに傷ついたり、心痛めたりした時に、
「お兄ちゃん、ケ・セラ・セラでいいのよ!」
と励ましてくれたものです。
そんな母も、認知症になってからは
精神的に不安定になってしまいました。
「お母さん、ケ・セラ・セラでいきなよ。
なるようにしかならないんだからさ!」
今度は私が励ます番です。

私は自分の子ども達に
そんなことを言った覚えがありません。
ですから、いつかきっと自分で自分に
そう言って励ますしかないのかも知れません。

Because, that’s my life !

名も無き親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

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