癌になって、二度転移して、
計3回の手術をした高齢者が、
最近、アルコール性認知症になりました。
アルコールが回ってる時は
自力でトイレに行き、冗談が出るくらい元気。
ところが、
アルコールが切れると起き上がることも出来ず、
塞ぎ込んでしまいます。
ご家族は
「本人が飲みたがったら、飲ませて下さい。」
とおっしゃいます。
皆さんがヘルパーだったとしたら、
どのように対処しますか?
予備知識として
第1に、ヘルパーが嗜好品を提供したり
買い物代行したりすることは禁じられています。
第2に、ヘルパーが医師やケアマネの意向に
反した支援をすることは禁じられています。
もし、
ご利用者様のご意向にも、
ご家族様のご意向にも、
自分自身の良心にも
従えない場合があるとしたら、
その仕事はいったい、
どなた様本位と呼ぶべきなんでしょうか?
自我を捨て、結果を恐れず、
ひたすら介護への情熱に
身を委ねることが出来た時、
介護が美しいと
感じられるのでしょうか?
名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
0 件のコメント:
コメントを投稿