人生は私達に幾多の苦難を与え、
私達はその度に、頭を上げ、前を向き、
歩き始めます。
いかに順風満帆な人生を
歩んで来た人と言えども
避けて通れないのは、人の死ですね。
尊敬する人、苦楽を共にした人、
心通い合う人との別れは、辛いものですね。
最愛の家族との別れともなれば
それはもう、
筆舌に尽くしがたい悲しみだと思います。
私は、これまで色々な経験を重ねる中で
「動揺しない心」を育んで来ました。
その前提となったのが
今はなき父から授かった「決して後悔するな。」
という言葉だったんです。
私が高校生の時、
大学でなく演劇学校に進みたいと告白した私に
「お前の人生はお前が決めればいい。
ただし、決して後悔するな。」と
父に言われました。
私はその言葉を胸に、後悔しない人生を送るべく
一生懸命に生きました。
一生懸命に生きていれば、結果がどうであれ
後悔しないで済むと思ったからです。
そんな私が、いつの頃からか
父の言葉を更に進化させ
「決して動揺するな。」と
自分自身に言い聞かせるようになりました。
あまりに動揺が激しいと
仕事や日常生活にまで影響し、
自分の人生まで狂わせかねません。
「人は誰でも幸せになる権利がある」
が持論の私は、
ストレスから身を守る防衛機制として
そんな感覚が
身についてしまったのかも知れません。
今起こっていることは
瞬時に過去に変わって行きます。
ですから、悲嘆にくれるという行為は
過去に居残ることを意味します。
私達が幸せになる権利を上手く使うのなら、
過去でなく未来を見つめて生きるべき。
私は、そう思っています。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
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