2016年11月11日金曜日

禁煙がくれた自信

私は明日、満60歳になります。
と同時に、禁煙10周年を迎えます。
50歳の誕生日に禁煙したんです。
その理由は…
 
1, 高校のブラバンの同窓会に行ったら、
       ほとんどの人が吸ってなくて、何だか
       自分だけ時代に取り残されてる感じがした。
2, 急に長生きしたくなった。50歳を折り返し
       地点として、もう50年生きよう!って
       決めた。このまま吸ってたら、70歳頃に
       肺がんで死ぬような気がした。
3,月1万円以上かかる煙草代がもったいない。
      健康に良いならまだしも、健康を害するため
      に金使ってる場合じゃない。

だから明日は、10歳の誕生日なんです。
ああ、でも、もう10歳!
そろそろ色気づいてくるお年頃です。

2014年10月29日のブログ
「セルフ・コントロール」で
ダイエットをするのに、得意技の
『記憶の塗り替え』をするって書きましたが、
その基礎となったのが禁煙だったんです。

煙草は習慣性があると言われてますが、
それは身体が求めてるからなのか、
脳が求めてるからなのか、と自らに問い、
脳が求めてるからなんだ、と勝手に結論づけ、
『吸ってる自分』から『吸わない自分』への
転換を試みたんです。

食後に煙草を吸ってる自分
コーヒーを飲みながら煙草を吸ってる自分
車に乗ったら、まず煙草に火をつけてる自分
そういう記憶が染みついてるから
思い出しちゃうんだと。これを綺麗さっぱり
消し去らねばならない。それには、
食後に煙草を吸ってない自分
コーヒーを飲みながら煙草を吸ってない自分
車に乗っても煙草に火をつけない自分の記憶に
塗り替えてしまうのが一番!ってことに
気づいたんです。偉いでしょ?

禁煙初日は、
片時も煙草のことが頭から離れませんでしたよ。
1日中、吸いたい気持ちと戦ってました。
「何とか3日、持ちこたえよう!」
と自分の中のスローガンにして、
1週間経ったら
「3週間頑張れば何とかなる!」って思って、
1ヵ月経ったら「3ヵ月頑張れば完璧になる!」
1年経ったら「じゃあ3年ね!」なんてね、
『3』という数字に験担ぎして頑張りましたよ。

3年間ぐらいは、煙草吸っちゃってる夢を
たまに見ましたが、ここ数年は、そんな夢も
見なくなりました。身体もいたって健康です。
何より、健康オタクを楽しんでますから、これで
早死したら運命と諦めるしかありませんよ。

私は禁煙をしたお陰で、自分の意思で
記憶の塗替え(セルフ・コントロール)が
出来るのだという自信を持ちました。
禁煙に限らず、意思さえ持てば何だって、自分を
コントロールできるという自信を持ちました。
これは素晴らしいことです。

この経験を糧に、
これからも色々なことに挑戦して行きたいです。

Because, that’s my life !

名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

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