2015年11月12日木曜日

長野の思い出 Part1

私は役者時代に4年連続で
長野県に公演に行きました。
ですから長野は私にとって
楽しい思い出のいっぱい詰まった
ところです。

まず、長野に行って初めて
そばが旨いと思いました。
子どもの頃の私にとっては味気の
ない食べ物でしかなかったんですが、
そば粉の割合の多い、腰のあるそばを
食べて、本当のそばの旨さを知り、
それ依頼大好きになりました。

野沢菜も好きになりました。
売ってる店の味、各家庭で作る味が
微妙に違うので、色んな野沢菜の味が
楽しめました。温かいご飯に良し、
お茶漬けに良し、たぶんお酒のツマミ
にもいいんじゃないでしょうか?

安曇野市にある大王わさび園で
本わさびの旨さも知りました。
わさびの茎を細かく切って漬けた
ホロホロ漬けという漬物が
温かいご飯に良し、お茶漬けに良しの
お勧め商品なんですが、今は長野県内
のお土産屋さんで探しても滅多に
見つかりません。残念です。

どこの旅館に行っても出てくるのが
鯉のあらい、鯉こく、甘露煮などの
鯉料理で、初めの数日はいいですが、
しまいには飽きてきました。

馬刺しというものも初めて食べまし
たが、クチャクチャしてるだけで
肉自体にあまり味がなく、タレの味で
味わうと言った食べ物で、魚の刺し
身の方がよほど旨いと思いました。

名物に旨い物なしと言いますが
有名なオヤキは、よほど空腹で
ない限り、わざわざ金を出して
食べたいとは思いませんでした。

中山道の岐阜県の手前にある
馬籠宿は、昔ながらの街並みを
残した風情ある場所でした。
そこで食べるそばは、ゴツゴツして
顎が疲れるほど腰の強いそばでした。

戸隠に宿泊したとき、早朝に
戸隠神社へ散歩に行きました。
本殿に着くまでの参道は森で
カッコウ・ヒバリ・ウグイスなど
鳥の鳴き声が滝の轟音のように
聞こえてきました。都会育ちの私には
まさにアメイジング!別世界でした。

長野県には海が無い代わりに
山と川はどこにでもあり
本当に心癒される
愛すべきところでした。

To be continued

武内利之の「ザッツ・ライフ」
原則、毎週月・水・金の朝に更新。

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